雨樋の寿命は何年?修理・交換にはいくらかかる?
投稿日:2024年2月16日
雨樋は、屋根に降ってきた雨水を効率的に排水し、家の基礎や外壁などを守る重要な役割を担っています。
そんな雨樋の寿命は、その素材や設置環境、そしてメンテナンスの頻度によって大きく左右されます。
雨樋は目立たない部分かもしれませんが、お住まい全体を守るためには欠かせない要素です。
この記事を通じて、雨樋の重要性を再認識し、適切なメンテナンスの方法を学びましょう。
この記事では、雨樋の素材別寿命や、修理や交換にかかる費用相場について詳しく解説します。
また、雨樋を長持ちさせるための方法についてもご紹介しますので、ぜひご参考になさってください。
雨樋の素材別!寿命と特徴
雨樋はお住まいの構造に欠かせない部分で、その素材によって寿命や特性が大きく異なります。
以下に、主要な素材別の寿命とその特徴を詳しく解説します。
塩化ビニール製(塩ビ樋)
塩化ビニール製の雨樋は、一般的に約15~20年の寿命があります。
なお、この期間は適切なメンテナンスが行われ、直射日光や極端な気温変化が少ない環境下でのものです。
ビニール製雨樋の最大の利点は、その価格の手頃さと取り付けのしやすさです。
ただ、紫外線に弱く、長期間日光に晒されると劣化しやすいというデメリットがあります。
色褪せやひび割れが生じやすく、これらの劣化は最終的に雨樋の機能不全を引き起こす恐れがあります。
金属製(アルミニウム、ガルバリウム鋼板)
金属製の雨樋は、約20~30年の比較的長い寿命を持っています。
特にアルミニウムやガルバリウム鋼板は、耐食性に優れており、厳しい気象条件下でも性能を維持します。
アルミニウム製の雨樋は軽量でありながらも強度が高く、さまざまな建物のスタイルに合わせやすいというメリットがあります。
ガルバリウム鋼板製の雨樋は、さらに耐久性と耐食性に優れており、海辺の家や塩害の心配がある地域に特に適しています。
金属製の雨樋は価格が塩化ビニール製のものよりも高くなりますが、その長寿命とメンテナンスの容易さを考慮すると、長期的にはコストパフォーマンスに優れています。
銅製
銅製の雨樋は一般的に30年以上の寿命を持ち、適切にメンテナンスされた場合は50年以上持続することも珍しくありません。
銅は時間が経つにつれて独特の緑青色に変化し、建物に高級感と歴史的な美しさをもたらします。
銅製の雨樋は非常に長持ちし、耐久性と耐食性に優れています。
また、銅は自然界で徐々に酸化するため、独特の保護層を形成し、さらに耐久性を高めます。
この緑青(ろくしょう)と呼ばれる酸化層は、銅特有の美しさを提供するだけでなく、材料を保護する役割も果たします。
しかし、銅製の雨樋は他の素材に比べて初期投資が高いというデメリットがあります。
このため、主に高級住宅や歴史的建造物の修復に用いられることが多いです。
雨樋のメンテナンスにかかる費用の相場
雨樋のメンテナンスは、部分的な修理から全交換までさまざまあります。
見積もり書を確認する際は、具体的にどのような工事か、出張費・材料費・作業費・足場設置費用が記載されているかチェックし、追加費用がかかるか聞いておくと安心です。
以下は、一般的な費用相場です。
部分的な修理・交換にかかる費用
雨樋の一部分がひび割れたり、破損した際は部分的な修理で対処可能な場合があります。
部分的な修理や交換は1箇所あたり1万円~5万円ほどの費用が相場です。
2箇所修理・交換が必要な場合は6万円~10万円程度になるでしょう。
ただし、損傷の程度や作業の難易度によっては、この範囲を超えることもあります。
全交換にかかる費用
雨樋の損傷が激しい場合には全交換が必要になります。
全交換の費用相場は一般的な大きさのお住まいで約20~40万円です。
清掃にかかる費用
雨樋が詰まったり、ゴミや枯れ葉が溜まっている場合は業者に清掃をしてもらうといいでしょう。
業者に雨樋の清掃を依頼した際にかかる費用相場は約1万円~3万円です。
清掃を怠ることで大掛かりな工事がかかる恐れがあるので、できるだけこまめに清掃を依頼されることをおすすめします。
雨樋を長持ちさせる方法
雨樋の寿命を延ばす方法はいくつかあります。
寿命が長ければ長いほど、お住まいを丈夫に維持できますし、修理や交換の機会も延ばせます。
雨樋の作業は高所になるため、ご自身で行うと落下事故の恐れがあります。
そのため、雨樋に関することは無理せず業者に依頼するようにしましょう。
落ち葉除けネットの設置
落ち葉除けネットは、落ち葉や枝などの大きな異物が雨樋に入るのを防ぎます。
これにより、水の流れをスムーズに保ち、雨樋の詰まりを効果的に防ぐことができます。
落ち葉除けネットを設置することで、定期的な清掃の必要性が減ります。
結果として、清掃の手間と年間のメンテナンス費用を節約することができるため、非常に経済的です。
また、詰まりによる雨水のオーバーフローを防ぐことで、基礎や外壁の劣化も低減します。
定期的な清掃
雨樋の清掃は年に1~2回行いましょう。
お住まいの近くに大きな木がある場合、秋に落ち葉が多くなる時期は清掃の頻度を上げることをおすすめします。
秋の終わりや冬の始めに清掃を行うと、雨樋が詰まるリスクを最小限に抑えることができます。
また、清掃時に雨樋の損傷や劣化の兆候を早期に発見、対処ができます。
これにより、大がかりな修理や交換のコストを抑えることが可能です。
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