屋根カバー工法がおすすめな理由!デメリットや工程も解説します!
投稿日:2024年2月5日
「雨漏りが起きている」
「屋根に響く雨音が気になるようになった」
「屋根の汚れが目立つ」などの場合、屋根工事の検討時期かもしれません。
とは言え、屋根工事は人生でそう何度も行うものではありませんから、詳しい方はあまりいらっしゃいません。
屋根工事は塗装や葺き替えなど、様々な工法があります。
今回はその中から、屋根カバー工法についてご紹介します。
特長やデメリット、施工手順などを詳しく解説しますので、ご参考になさってください^^
屋根カバー工法とは
屋根カバー工法とは、既存屋根の上にさらに新しい屋根を被せる工法のことです。
屋根カバー工法のことを、「重ね葺き」という職人もいます。
一方で、昔ながらの葺き替え工法は今ある屋根を全て撤去して新たな屋根を作っていく工法です。
屋根カバー工法なら屋根部分の撤去は必要ありません。
今ある屋根を壊すことなく、屋根の上から防水シートを敷き、その上に屋根材を葺いていきます。
屋根カバー工法に防水シートを使う最大の理由は、雨漏りや融雪水による建物の劣化を防ぐためです。
使用する屋根材にもよりますが、屋根カバー工法を一度行うと、30年以上の耐久性を見込めます。
屋根カバー工法のメリット
数ある屋根工事の中でも、屋根カバー工法をオススメしたいのには理由があります。
ここでは、屋根カバー工法のメリットを3つご紹介します。
工事費用を抑えることができる
葺き替え工法は、今ある建物の屋根部分を全て撤去する必要があります。
生じる廃材は多く、撤去や処理作業には多くの人員が必要です。
人件費はもちろんのこと、撤去費用や処理費用もかかります。
一方で、屋根カバー工法は今ある屋根部分を土台にして作業をしていくので、工事に伴い生じる廃材はさほど多くありません。
人件費も最小限で、廃材の処理費用も葺き替え方法と比較して少なく済むことから、工事費用を抑えることができます。
工事期間を短縮することができる
屋根の大きさや立地条件にもよりますが、一般的な葺き替え工法にかかる期間は7~10日ほどです。
一方で屋根カバー工法にかかる期間は、平均5日ほどです。
条件によってはさらに工期が短縮され、下屋などの小さな屋根なら最短2~3日で完工できるところもあります。
工事期間中は建物が養生シートで覆われ、日射しが届きにくくなりますし、少なからず作業音が発生します。
作業車の駐車場所を確保する必要もあり、何かしらの影響を受けるご近所さんもいらっしゃるでしょう。
必要な工事を最低限の期間で行うことができるのが、屋根カバー工法の特長です。
断熱効果が高まる
屋根カバー工法で断熱効果が高まる理由は、屋根の厚みが増すからです。
さらに断熱効果を高めるには、金属屋根の裏側に断熱材がついたものを使う、屋根通気方法を併用する方法があります。
夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
屋根カバー工法のデメリット
屋根カバー工法にはメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
ここでは屋根カバー工法のデメリットを2つご紹介します。
施工できない屋根がある
屋根カバー工法ができる屋根は、平らな状態を保持できている屋根に限ります。
施工できない屋根の代表例が、瓦屋根、屋根の下地が傷んだ屋根、トタン屋根です。
瓦屋根は、瓦のひとつひとつが波立っているように見えることからもわかるように、土台が非常に不安定です。
そのため、瓦屋根の上からカバーをかけることはできません。
屋根の下地がすでに傷んでいる屋根は、カバーをかける土台がすでに不安定な状態になっています。
すでに雨漏りが生じている、経年劣化に由来した屋根の痛みがあるのを確認している場合は屋根カバー工法の適応外です。
昔ながらの古いトタン屋根は、築年数が30年以上経過しています。
経年劣化により下地となっている野地板がすでに傷んでいることがほとんどなので、屋根カバー工法の適応外です。
屋根の重さが増す
屋根カバー工法は軽量素材の金属屋根が用いられますが、もともとあった屋根の上に新たにカバーをつけることになるため、その分屋根の重さが増します。
建物にかかる負担は増えますし、地震の際は揺れが大きくなることが予想されます。
ただ、屋根カバー工法に多く用いられるガルバリウム鋼板の重さは、一般的な陶器でできた瓦の1/10程度です。
そのため、やや耐震性が下がる、という程度です。
屋根カバー工法の工程
屋根カバー工法は難しい技法なのではないか、大がかりなものになるのではないかと思われがちです。
ここでは、一般的な屋根カバー工法の工程をご紹介します。
どんな工事かを具体的に知っておくことで、業者との打ち合わせはスムーズに進むでしょう。
①足場を設置する
職人が安全に、効率良く作業ができるよう、安定した足場を組みます。
②不要な部材を外す
新しい防水シートや屋根材を葺くために、不要な部材を取り外します。
取り外すのは棟板金や雪止め金具です。
再利用することはなく、処分します。
③防水シートを張る
防水シートを屋根の低いところ(軒先)から高いところ(棟)へ向けて張っていきます。
釘を打つことで屋根に負担がかかる場合は、釘打ち不要の粘着式防水シートを使います。
それ以外の一般的な防水シートを使う場合は鋼板チップを使い、シートを釘で打ち付けていきます。
④新しい屋根材を葺く
屋根材を下から上へ向けて葺いていきます。
屋根材の固定方法は釘やビスで、取り付けは釘打ち機などを使用します。
雪止めを設置する際は屋根材の間に挟むように取り付けていきます。
⑤棟板金と換気棟取り付け
もともと屋根についていて施行前に外した棟板金は再利用せず、新たに作った棟板金を使用します。
換気棟は、屋根裏に溜まった湿気や熱を建物の外へ出す目的で作られたものです。
新築のマンションなど、比較的築年数が新しい建物のほとんどについています。
築年数がある程度経過している建物にはついていないことがありますが、この工事を機に新たに設置が可能です。
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