【2025年最新】塗料の値上げ問題で外壁塗装の費用にどう影響が出る?

投稿日:2025年6月22日

近年、物価高騰の影響によって外壁塗装の費用も上昇傾向にあります。

大手4塗料メーカーも相次いで値上げを実施し、外壁塗装業界で大きな話題となっています。

これから外壁塗装を検討している方も、どのくらい費用がかかるのか心配ではないでしょうか。

 

そこで今回は塗料の値上げが外壁塗装の費用にどのような影響を与えるのか、最新の市場動向や具体的なデータをもとに詳しく解説します。

工事費用を抑える方法も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

塗料の値上げ問題の背景

【2025年最新】塗料の値上げ問題で外壁塗装の費用にどう影響が出る?

近年、外壁塗装や屋根塗装で使用する塗料の価格が高騰していますが、どのような背景があるのでしょう。

その理由と状況について解説します。

 

なぜ塗料が値上げしているのか?

塗料価格の高騰には複数の要因が絡んでいます。

その内、主な理由は以下の通りです。

 

・原材料コストの上昇

塗料の主成分である樹脂や顔料、溶剤などの原材料価格が急騰しているのが大きな理由です。

特に、石油由来の化学物質は原油価格の高騰に直結し、2022年以降のウクライナ情勢や中東の地政学的リスクにより価格が不安定に。

2024年時点でも原材料価格は依然として高止まりしています。

 

・物流費の高騰

コロナ禍以降、コンテナ不足や燃料費の上昇により、国際物流コストが大幅に増加しているのも理由の1つです。

塗料に使用される輸入原材料や完成品の輸送コストが上昇し、メーカー側がその負担を価格に転嫁しています。

 

・人件費とエネルギーコストの増加

塗料を製造するうえで関わる電気やガスの価格上昇が、製造コストを押し上げています。

また、労働力不足による人件費の上昇も値上げの一因です。

 

・円安の影響

日本は塗料原材料の多くを輸入しており、2022年以降の円安進行によって輸入コストが急増しています。

2024年9月時点でも円安基調が続いており、塗料価格にさらなる圧力をかけています。

 

塗料値上げの推移

塗料の値上げは2021年頃から顕著になり、2022年と2023年に複数の大手メーカーが相次いで価格改定を実施しました。

以下は、近年の値上げ状況の概要です。

 

2022年:日本ペイントや関西ペイントなどの主要メーカーが、塗料価格を10~20%値上げ。

2023年:原材料価格のさらなる高騰を受け、一部メーカーで追加の5~10%の値上げが実施された。

2024年:値上げ幅は落ち着きつつあるものの、物流費や人件費の上昇により、局所的な価格調整が続いている。特に高機能塗料(例:ラジカル制御型塗料)の価格上昇が目立つ。
2025年:塗料価格の大幅な下落は見込まれず、日本ペイントなどの大手塗料メーカーが更なる値上げを発表。

 

塗料値上げが外壁塗装の費用に与える影響

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外壁塗装を行う際には具体的にどの程度の影響を及ぼすのでしょう。

ここでは外壁塗装の費用について詳しく解説します。

 

外壁塗装の費用の内訳とは

塗料の値上げが外壁塗装費用にどう影響するかを理解するには、まず費用の内訳を把握することが重要です。

一般的に外壁塗装の費用は以下の3つの要素で構成されます。

 

①材料費:全体の約20~30%

使用する塗料やシーリング材などの材料は種類やグレード、塗装面積により変動します。

値上げの影響を最も直接的に受ける部分です。

 

②人件費:全体の約30~40%

職人の技術料や作業日数によって変動する費用です。

塗料値上げとは直接関係はありませんが、人件費自体も上昇傾向にあります。

 

③足場代・その他経費:全体の約30~40%

足場の設置や養生、廃材処理などの費用です。

2024年4月以降、足場資材の価格上昇により、この部分も値上がりしています。

 

外壁塗装の費用相場も上昇

塗料の値上げにより、外壁塗装の費用相場はどのように変わっているのか、以下にまとめました。

 

一般的な戸建て住宅(30坪、約120㎡の外壁面積)の場合

2022年以前の相場:80~100万円

2023年の相場:90~110万円(塗料値上げによる約10~15%の上昇)

2025年現在の相場:95~120万円(塗料に加え、足場代や人件費の上昇が影響)

 

 

塗料種類別の影響

塗料の値上げは、塗料の種類によって違いがあります。
外壁塗装で塗料をお選びいただくこととなるので、その際の参考になさってください。

 

・ウレタン塗料:値上げ幅は約10~15%。低価格帯の塗料だが、耐久性が低いため長期コストは割高。

・シリコン塗料:値上げ幅は約15~20%。最も普及している塗料で、価格上昇の影響を受けやすい。

・フッ素塗料・ラジカル制御型塗料:値上げ幅は約20~25%。高機能塗料は原材料の依存度が高く、値上げ幅が大きい。

 

 

外壁塗装の費用を抑えるためにできることとは?

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外壁塗装はいつ・どこに頼んでも費用が同じというわけではありません。

値上げ時代にできる、外壁塗装の賢い進め方を紹介します。

 

早めの施工を検討する

塗料価格や資材費の上昇が続く中、今後も外壁塗装費用のさらなる値上げが予想されます。

そのため、外壁の劣化が気になる場合は早めに施工を検討しましょう。

特に以下のようなサインが見られる場合は、早急な対応をおすすめします。

 

・ひび割れ
・塗膜の剥がれ

・サイディングの浮き

・カビやコケの発生
・シーリングの肉痩せ、亀裂

 

複数の業者から見積もりを取る

外壁塗装の費用は業者によって大きく異なるため、2社の見積もりを取ることをおすすめします。

その際、費用の違いだけでなく使用する塗料のグレード、下地処理などの工程、対応の良し悪しなどをしっかりと確認しましょう。

大幅な値引きを提示する業者は、塗料の薄塗りや工程省略のリスクがあるのでご注意ください。

 

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