屋根塗装によくある4つの失敗例と原因とは?回避方法を知り、満足のいく仕上がりへ

投稿日:2025年10月13日

お住まいの頂上にあり、紫外線・雨風などの影響を最も受けやすい屋根は定期的に塗装をすることで寿命を延ばすことができます。

しかし、屋根塗装には様々な失敗例も存在し、「高いお金を支払ったのに後悔が残った」というケースも。

 

そこで今回は屋根塗装でよくある失敗例をもとに、それぞれの原因、具体的な回避方法を紹介します。

失敗を未然に回避し、満足のいく屋根塗装を実現させましょう。

 

失敗例1.下地処理の不十分による塗膜の剥がれ

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屋根塗装の失敗例として最も多いのが、塗膜の早期剥がれです。

施工後1〜2年で塗膜がめくれ、屋根の腐食が進んでしまうというケースで、屋根塗装の意味がほとんどありません。

 

塗膜が剥がれる原因

原因は主に下地処理の不足にあります。

脆くなっている旧塗膜や汚れ、錆びなどを十分に除去せずに新しい塗料を塗ると、密着性が悪く、雨風で簡単に剥離してしまいます。

 

回避方法は適切な下地処理

屋根塗装は塗装の工程にフォーカスしがちですが、塗装前の下地処理が塗膜の寿命に大きく関わります。

塗装業者に高圧洗浄前後の写真を撮ってもらったり、ケレン作業中の様子を見せてもらうと安心です。

 

ケレン作業とは、既存塗膜や錆びをヤスリや電動工具で削り落とし、更に塗料が付着しにくい鉄部に微細な傷を付け、塗料の食いつきを良くする調整作業です。

屋根だとトタン屋根や化粧スレート屋根の棟板金部分などに行います。

 

また、仕上げ塗料前に塗装をする下塗り材の選定も重要です。

屋根の素材に適した下塗り材(スレート屋根にはウレタン系プライマーなど)を選んでもらいましょう。

見積もりの際に下塗り材の名称は教えてもらうので、インターネットでご自宅の屋根材に合っている下塗り材か確認しておくことをおすすめします。

 

失敗例2.不適切な塗料選択で耐久性が低い

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次に多い失敗例は、塗料の選定ミスです。

屋根には屋根材や環境に合わせた塗料を選ぶ必要がありますが、業者の知識不足などによって不適切な塗料が選択される場合があります。

 

グレードの低い塗料や環境に合っていない塗料の使用

「安いから」とアクリル塗料やグレードの低いシリコン塗料を選んだ結果、5年以内に色褪せやひび割れが発生する事例が後を絶ちません。

屋根はお住まいの中で最も直射日光と雨にさらされるため、耐候性の低い塗料では機能しません。

 

また、屋根材に適していない塗料を提案される場合もあります。

例えば適用下地が金属系屋根であるにも関わらず、化粧スレート屋根に使用するというケースです。

環境も重要で、沿岸部で塩害耐性の無い塗料が選択されることもあります。

 

塗料が屋根材や環境に適していないと、屋根を雨水や紫外線から十分に守ることができません。

結果として、屋根材自体が傷み、ひび割れや欠け、錆びなどが進行して雨漏りが起こる恐れがあります。

 

最適な塗料を選ぶ

屋根用の塗料は安いほど寿命が短く、高いほど寿命が長い・機能に優れている傾向にあります。

例えば耐候性が高く、沿岸部に向いているフッ素塗料の期待耐用年数は約15~20年。

一方で価格が安いアクリル塗料の期待耐用年数は約5~8年です。

 

できるだけ屋根塗装を安く抑えたいところですが、結果として再塗装になると費用は倍増するため、施工費用の30%を塗料に充てることをおすすめします。

 

屋根材に適している塗料かどうかは、塗料メーカーのホームページにて確認できます。

見積書に記載されている塗料名を検索し、お住まいの屋根材に適しているか確認しましょう。

 

また、環境に適している塗料を提案してもらうには塗装業者選びが重要です。

業歴の長い地域密着店に相談すれば、地域の特性に合わせた塗料を提案してくれる可能性が高くなります。

 

失敗例3.DIYによる施工

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コストを抑えるため、DIYに挑戦して失敗したというケースも多いです。

 

塗装ムラや落下事故

屋根塗装はただ古くなった屋根に塗料を塗るだけの工事ではなく、高圧洗浄・養生・ケレン作業・補修作業・下塗りなど、仕上げ塗料を塗る前に多くの工程があります。

1つでも材料の選択を間違えたり、作業をミスしてしまえば最終的な仕上がりが悪くなります。

塗装のムラ、塗膜の早期剥がれなどが起こり、何度も修正をしなければならなくなったり、結果的に業者に依頼される方もいらっしゃいます。

 

また、DIYの失敗で何よりも怖いのが落下事故です。

屋根という不安定で高所での作業をしていると、足を滑らせて落下し、大きな事故に繋がることがあります。

特に塗装工事となると、臭いによって具合が悪くなって体勢を崩してしまい、落下してしまうことも。

 

屋根の工事や塗装工事はプロに依頼しましょう

費用をかけないためにと、ご自身で屋根塗装をしても、結果的に失敗するケースがほとんどです。

専門的な知識、技術が必要な工事のため、無理をせずにプロに依頼しましょう。

 

費用が心配な場合は、相見積もりがおすすめです。

相見積もりとは2社以上からの業者から見積もりを取ることで、費用や工事内容の比較検討ができます。

同じ家の工事でも、業者によって10万円以上の違いが出ることも珍しくありません。

 

失敗例4.悪徳業者や手抜き業者による質の低い工事

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屋根塗装業者には、残念ながら悪徳業者や手抜き業者が存在します。

また、業歴が短く、実績の少ない業者も当然存在し、それらの業者に依頼すると質の低い工事になる可能性があります。

 

多くの面で満足の仕上がりにならない

「インターネットで目に付いた業者にお願いした」「大手メーカーだから安心だと思った」という選び方で失敗をするケースが多いです。

また、「家に突然訪問してきて屋根が壊れていると教えてもらい、そのままお願いした」という場合もあります。

近年、屋根の修理詐欺が横行しているので業者選びは注意が必要です。

 

信頼できる業者に依頼する

業者選びの際には以下のようなポイントをクリアしているかどうか確認しておくと安心です。

  • ・塗装工事の資格を保持している(一級塗装技能士など)
  • ・地元での施工実績が多い(1,000棟以上)
  • ・業歴が長い(10年以上)
  • ・自社施工(下請けや孫請けに依頼すると余計な費用がかかる)
  • ・訪問営業をしていない
  • ・見積もりの費用が相場より安い(激安店は要注意)

塗装業者のホームページを確認したり、2社以上から見積もりを取ったりと、業者選びは慎重に行いましょう。

 

屋根塗装のことなら町田塗装店へ!

屋根塗装は「思っていたような仕上がりにならなかった」「どんどん追加費用がかかった」と、様々な失敗が起こり得ます。

成功に導くためには、信頼できる業者に相談することが何よりの成功の秘訣です。

 

当社、町田塗装店はおかげ様で地元町田市の施工実績が10,000棟を超えました。

今後も培ってきた経験や知識をもとに、地元の皆様が安心してお過ごしいただけるよう尽力してまいります。

相見積もりも大歓迎ですので、まずはお気軽にお問合せくださいますと幸いです。

お問合せはコチラ

 

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  • 一級塗装技能士
  • 二級塗装技能士
  • 外装劣化診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 労働安全衛生法による技能
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数
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