屋根の工事費用は勾配(傾斜角度)によって変わります!

投稿日:2023年6月30日

屋根傾斜

 

屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え工事など、屋根工事を行う際には足場を設置します。

その際、屋根の勾配によって屋根の上にも足場を組まなければならないケースがあります。

 

一般的なお住まいでも勾配によっては屋根の上に足場を組むことがあり、その分工事費用も高くなります。

この記事では屋根足場が必要な場合とはどんなお住まいか、その費用相場などを詳しく解説します!

 

屋根足場とは

屋根の工事費用は勾配(傾斜角度)によって変わります! (1)

屋根工事を行う際、屋根の上に設置する足場のことを屋根足場といいます。

 

外壁の周囲に設置する足場とは違い、単管とクランプを使って屋根面に平行して組み立てるのが一般的です。

 

主な住宅の屋根勾配は3~5寸程度が多く、屋根工事を行う際には屋根足場を組むことはあまりありません。

屋根勾配が6寸以上の急勾配である場合は屋根足場を組む必要があります。

なお、勾配に限らず、状況によって屋根足場が必要になるケースもあります。

 

屋根足場が必要な3つの理由

急勾配の屋根で工事を行う際に屋根足場が必要なのは、3つの理由が挙げられます。

 

その理由について、1つずつ解説します。

 

安全性

屋根足場を設置する理由の1つが「安全性」のためです。

急勾配の屋根というのは滑りやすく、落下する危険性があります。

屋根工事を行う際、職人は両手を離した状態で作業をするため、安全性を確保するために屋根足場が必要なのです。

 

また、高所での作業の際は必ず安全帯や墜落制止器具を装着するよう義務付けられています。

 

安全帯のフックを取り付ける場所としても屋根足場は必要です。

 

作業の質の向上

屋根の上で正確な作業をするためには、足元が安定していなければなりません。

急勾配の屋根にも関わらず屋根足場がなければ、職人が手元よりも足元に気がいってしまうでしょう。

バランスを取りつつ、足元に注意することになるので作業の質の低下に繋がります。

 

屋根足場があることで足元が安定し、作業の質が向上します。

 

近隣への配慮

屋根工事というのは、遠くから見ても工事を行っているというのがわかります。

屋根足場を設置していない急勾配の屋根で工事をしていると、一目で危険を伴う工事というのがわかります。

 

他の急勾配のお宅の屋根で職人が屋根足場なく工事をしているのを見かけたら、不安にもなりますし、心配にもなりますよね。

屋根足場を設置して施工することで、落下防止などの安全面への配慮を徹底できるため、近隣の方の不安を和らげることができます。

 

屋根の勾配とは

では、具体的に急勾配の屋根というのはどういうものなのでしょう。

ここからは屋根の勾配について解説します。

屋根の傾斜角度は様々あり、勾配によって屋根足場が必要になりますし、可能な施工方法も変わります。

 

屋根勾配

 

急勾配といわれているのは6寸勾配~で、屋根足場が必要になります。

また、工事については瓦屋根は4寸以上、スレート屋根は2.5寸以上でなければ施工ができません。

 

急勾配の屋根、緩勾配の屋根にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

詳細は、今回は割愛しますが、ざっくり紹介すると・・・

◎急勾配のメリット・・・雨水が流れやすいため、雨漏りしにくい(雨水が屋根に残らないため)

▲急勾配のデメリット・・・工事費用が高い。風の影響を受けやすい。

 

緩勾配の屋根は上記内容の反対です。

緩勾配の屋根は急勾配の屋根と比較すると工事費用は比較的安く抑えられますが、雨漏りしやすいなどといったデメリットがあります。

 

屋根の勾配が見積もりにどう影響するか

 

 

屋根勾配

一般的なお住まいの屋根は、大体3~5寸の屋根が多く、5寸までは屋根足場が必要ありません。

しかし、6寸を超えると傾斜が急になるため、屋根足場が必要になります。

屋根足場が必要になる分、その費用が加算されます。

 

何社か見積もりをとった際に、屋根の面積が違う場合があり、勾配の計算であることが多いです。

その他にも、急勾配の屋根は施工の難易度も変わってくるため、別で費用が加算されるケースも多々あります。

 

急勾配の場合に加算される費用

屋根の工事費用は勾配(傾斜角度)によって変わります! (3)
急勾配の際に必要になる屋根足場の費用は、屋根の形状や傾斜角度、面積などによるので一概には言えませんが、大体5~20万円程の費用が加算されると思っておきましょう。

 

一例として、面積が100㎡の屋根に屋根足場を設置する場合は10万円程の費用が加算されます。

 

もちろん、屋根足場単体での施工はできないので、外壁の周囲に設置する足場の費用もかかります。

基本的な足場の費用は一般的な大きさのお宅の場合、足場代はおよそ20~25万円程です。

 

ざっくりですが、急勾配の場合は外壁の周囲に設置する足場代が約20~25万円、それに屋根足場代約5~20万円がかかります。

 

屋根足場を組む場合、他の作業費もかかる?

急勾配の屋根での作業は、屋根足場を組むことで安定して作業ができます。

しかし、屋根足場を設置することで作業効率が下がってしまうというデメリットがあります。

 

屋根足場があるとは言え、急勾配の屋根の上で作業はしにくいことには変わりありません。

屋根足場を支えるためのジャッキの上げ下げや、移動などの手間がかかるため、5寸以下の屋根勾配で行う工事に比べると施工費用が高くなりがちです。

 

「うちは急勾配?」「工事費はいくらか知りたい」時は

自分の家の屋根が急勾配かそうでないかわからない。

急勾配の屋根工事は高くなることはわかったが、具体的にいくらか知りたい、という時は工事業者の現場調査を利用しましょう。

 

現場調査では、実際にお住まいの状態を確認し、勾配はどうか、家のどこが傷んでいるか、面積はどうかなどを詳しく調べて教えてくれます。

調査結果をもとに見積書が作成されます。

調査や見積もりは無料である業者がほとんどです。

「屋根・外壁0円診断」については、こちらのページです。

 

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屋根工事では勾配の他にも、不明な点が多くあるかと思います。

そんな中、専門用語が沢山出てくるような説明をされれば、余計に混乱するかもしれません。

 

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