外壁塗装・張り替え・カバー工法はどれがお得?
投稿日:2023年7月1日
外壁リフォームでは外壁塗装・張り替え・カバー工法のどれがベストか悩みがちです。
建物や外壁の状態によってお得な外壁リフォームの方法は違います。
この記事では外壁塗装・張り替え・カバー工法のそれぞれについてリフォーム費用の相場やメリット・デメリットをまとめました。
3つの外壁リフォームの選び方についても詳しく解説します。
現状の建物の状態に合わせて最適な外壁リフォームを実施しましょう。
外壁塗装・張り替え・カバー工法のリフォーム費用
リフォーム費用を比較すると外壁塗装<カバー工法<張り替えの順になります。
20坪~30坪程度の2階建て住宅であれば、費用相場は以下の通りです。
リフォーム内容 | 費用相場 |
塗装 | 60万円~100万円 |
張り替え | 150万円~ |
カバー工法 | 120万円~ |
外壁リフォームにかかる費用は外壁の広さや施工環境によって違いがあります。
最終的には見積もりを取って比較することが必要です。
外壁塗装・張り替え・カバー工法の耐用年数
外壁リフォームは一度実施したら終わりではありません。
耐用年数を考慮して定期的に実施する必要があります。
費用対効果でお得にするには耐用年数も考えることが大切です。
リフォーム内容 | 耐用年数 |
塗装 | 10年~25年 |
張り替え | 30年~40年 |
カバー工法 | 30年~40年 |
外壁塗装では使用する塗料、張り替えやカバー工法では使用する外壁材によって耐用年数に違いがあります。
塗装では耐用年数が長い塗料ほど高い傾向がありますが、張り替え・カバー工法では一概には言えません。
ただ、安くて寿命が長くても、外壁としての機能が十分でなくて住環境がリフォーム前よりも悪くなる場合もあります。
どんな住環境にしたいかをイメージして、リフォーム業者と相談するのがおすすめです。
外壁塗装・張り替え・カバー工法のメリット・デメリット
外壁塗装・張り替え・カバー工法にはそれぞれメリットもデメリットもあります。
ここでは外壁リフォームを選ぶ上で重要なポイントをピックアップしてまとめました。
比較検討するときの参考にしてください。
外壁塗装のメリット・デメリット
外壁塗装は塗装を剥がして外壁表面の下地調整をおこない、新しい塗料を塗って仕上げるリフォームです。
・メリット
外壁塗装は他の工法と比較すると費用相場が安いのがメリットです。
外壁表面の補修もできるので、コーキングが剥げているときにも外壁塗装でカバーできます。
機能性のある外壁塗料も増えていて、遮熱塗料を使って日の光によって部屋が暑くなりにくくしたり、抗菌性のある塗料で塗装してカビが生えにくくしたりすることも可能です。
耐用年数の長い塗料なら20年前後の寿命があるので、リフォーム頻度も減らせます。
・デメリット
外壁塗装はあくまで外壁の表面の塗装を塗り直す工事です。
外壁そのものやその下地に問題があるときには、リフォームによって改善することはできません。
塗装は外壁を守っているので、いつも十分な機能を発揮するようにして外壁や住宅が傷まないようにするのが大切です。
外壁塗装をせずに放置してしまい、外壁が傷んでしまったときには外壁塗装では対応できないので注意しましょう。
「事業内容・工事メニュー > 外壁塗装」については、こちらのページです。
張り替えのメリット・デメリット
張り替えは既存の外壁を剥がして住宅の壁の下地を調整し、新しい外壁を張る施工方法です。
・メリット
張り替えは外壁を新しいものに入れ替えるので、これからずっと安心して過ごせる住環境を作れるのがメリットです。
既存の外壁を剥がして下地を修理まできれいにできるので、長持ちする家に仕上げられます。
外壁の種類も家の躯体に合わせて自由に選ぶことができ、断熱性能を上げる施工も可能です。
断熱などのエネルギー削減につながるリフォームにすると、補助金を使用できることもあるので費用を抑えられる場合もあります。
・デメリット
張り替えのデメリットは費用が高いことです。
補助金を利用できるようにすれば費用負担を下げられますが、3つの外壁リフォームの中で最も費用負担が大きくなります。
施工期間も他の工法と比較すると長いのも張り替えのデメリットです。
また、モルタルの外壁の場合など、張り替えの対応が難しい外壁もあります。
張り替えができるかどうかはリフォーム業者に相談して確認しましょう。
カバー工法のメリット・デメリット
カバー工法は既存の外壁を下地として捉えて調製した後、新しい外壁を上張りするリフォームです。
・メリット
カバー工法は張り替えと同等の耐用年数があるにもかかわらず、費用は張り替えよりも安上がりになるのがメリットです。
工期も外壁を剥がす工程がないので張り替えより短くて済みます。
・デメリット
カバー工法は下地調整ができないのがデメリットです。
外壁を上張りするだけなので、既存の外壁だけでなく、その下地まで傷んでいたときにメンテナンスすることはできません。
建物の躯体が傷んだままになってしまって、耐震性が低下するリスクがあるのが注意点です。
また、カバー工法は建物の状態によっては施工できない場合があります。
建物診断をして外壁に不具合があり、強度が不足していると判断されたときにはカバー工法はできません。
外壁が厚く、重くなるので建物が支えられなくなるリスクがあるからです。
躯体が傷んでいるときにはカバー工法は施工できないことがあるので、診断を受けてから施工を検討しましょう。
外壁塗装・張り替え・カバー工法の選び方
3つの外壁リフォームからベストを選ぶには建物や外壁の状態に合わせるのが大切です。
ここでは外壁塗装・張り替え・カバー工法で迷ったときの選び方を詳しく解説します。
【おすすめ】外壁塗装でリフォーム
まずは外壁塗装でのリフォームを検討しましょう。
色褪せやヒビ、コケや藻の発生などが気になってきたときに外壁塗装をすれば、外壁の寿命を延ばすことができます。
目安としては現状の外壁を張ってから30年くらいまでは外壁塗装でリフォームしていれば問題ありません。
塗料の耐用年数を大きく超えたり、外壁の劣化が進んでいるのに放置したりした場合には、外壁塗装ではリフォーム内容として十分ではなくなる可能性があります。
目安として10年に1回くらいの頻度で外壁塗装をして、30年経過した時点で張り替えやカバー工法を考えるのがおすすめです。
「外壁塗装、屋根塗装、防水工事が初めての方へ」は、こちらのページです。
張り替え・カバー工法の選び方
張り替えとカバー工法はどちらも耐用年数が長く、長期的に外壁の性能を維持できる点は共通しています。
張り替えとカバー工法の選び方は建物の設計・状態と費用対効果です。
張り替えができないモルタル外壁の場合にはカバー工法になります。
しかし、外壁だけでなく躯体の劣化が進んでいる場合には張り替えをして下地のメンテナンスをした方が長く住めるようになります。
基本的にはまず張り替えを検討し、もし構造上張り替えができないということが発覚したらカバー工法をするのが良いでしょう。
町田市の外壁工事は町田塗装店へ!
現状の外壁を張ってから30年以下である場合、外壁の劣化状態がそれほど進行していない場合は塗装工事がおすすめです。
築30年以上である、または外壁の劣化状態が著しい場合は張り替えかカバー工法を選びましょう。
町田塗装店では10,000棟以上と多数の施工実績がございます。
塗装工事はもちろん、張り替え、カバー工法においても豊富な経験を活かし、確かな技術で施工いたします。
外壁メンテナンスのことなら、ぜひ当社へお任せください(^_^)/
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