屋上やベランダに必要な防水工事!施工する理由や工程、費用を解説!

投稿日:2024年1月14日

防水工事は、お住まいに雨水が侵入するのを防止する工事です。

建物がどれだけ長持ちするかは、防水対策がしっかりとされているかどうかが重要なポイントです。

 

その中でも屋上やベランダの防水工事は必要不可欠とされています。

技術の発達に伴い、現在国内で行われている防水工事の工法は様々で、各工法にはそれぞれの特徴があります。

屋上やベランダの防水工事について、その必要性と工事の種類、施工の工程、費用相場についてまとめてみました。

築年数が10年以上、前回の防水工事から10年経った場合は施工時期ですので、ぜひご参考になさってください。

 

なぜ防水工事が必要なのか

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ベランダや屋上に防水工事が必要である最大の理由は、雨などの水分や紫外線などでお住まいが傷むのを防ぐためです。

傾斜が少ないところは雨水が溜まりやすく、雨水はひび割れなどの原因となります。

ひび割れが起これば、そこから雨水が侵入し、お住まいを内部から傷めてしまいます。

 

そうならないよう、ベランダや屋上の水はけを良くする必要があります。

防水工事で作った防水層は約10年で効果が低下するため、10年に1度の工事をオススメします。

 

屋上やベランダが傷む原因とは

屋上やベランダがどのような外からの刺激で傷むのでしょう。

劣化原因には様々あり、いずれも防水工事を行うことで対策を立てることができます。

 

雨による劣化

屋上やベランダは降水の影響を直接受ける場所です。

特に屋上はお住まいの中で一番高いため、劣化スピードはかなり早いです。

酸性の雨水は部材を傷める最大の要因です。

 

紫外線による劣化

雨水同様、屋上やベランダは紫外線により劣化します。

人間の肌も髪も紫外線によって傷んできます。

紫外線による劣化の進行は避けられないので、劣化速度を遅らせるために防水工事が必要です。

 

人の歩行による劣化

屋上やベランダは人が歩く場所です。

その頻度はご家庭によって様々なので、摩擦による劣化は差があるでしょう。

歩行以外にも鉢植えなどの物をズラした際にも劣化します。

 

防水工事の種類

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防水工事は、専門業者が屋上やベランダの構造、予算、環境条件などを総合的に判断し、依頼主と相談の上で工法を決めます。

防水工事には大きく分けて4つの工法があります。

ここでは防水工事の中でもよく使われる工法である、ウレタン防水、FRP防水、シート防水、アスファルト防水についてご紹介します。

 

ウレタン防水

防水機能があるウレタンを含んだ樹脂を厚めに重ね塗りすることで、雨水を防ぐ防水層を作る工法です。

比較的低予算で施工が可能です。

材料は液状のため、場所を問わずに施工可能であることからよく用いられています。

手作業で行われるため職人の腕の見せどころですが、手作業ゆえに作業に時間を要します。

防水層を保護するトップコートの再塗装を5~6年程度の周期で繰り返すことで、約15年前後の防水効果が期待できます。

 

FRP防水

FRPとは「繊維強化プラスチック」のことです。

プラスチックのメリットは軽いことですが、弾性率が低いことから施工場所によってはひび割れが起こりやすい場合があります。

工事では下地にFRPシートを敷き、防水層を作っていきます。

FRPは腐食対策にも効果があり、比較的短い工期で施工可能です。

防水層を保護するトップコートの再塗装を7~10年目に行うことで、約10~25年前後の防水効果が期待できます。

 

シート防水

塩化ビニル製やゴム製などのシートを使って防水性を持たせる工事です。

防水シートによっては、耐用年数がアスファルト防水やウレタン防水より長くなります。

施工には高度な技術が必要とされているため、対応可能な業者は限られます。

一般的に、約10~15年の防水効果が期待できます。

 

アスファルト防水

アスファルトに合成繊維で作った不織布や古紙を浸透させると、防水性に優れたシートができます。

アスファルト防水は、そのシートを何重にも重ね合わせる工法です。

この工法のメリットは防水性能が高いことと耐用年数が長いことですが、施工の際は強めのにおいが発生してしまうことと、木造の家屋には不向きとされています。

一般的に約15~25年前後の防水効果が期待できます。

 

ウレタン防水の施工工程

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一例として、戸建て住宅によく用いられているウレタン防水(密着工法)の工程をご紹介します。

 

①洗浄と清掃

防水工事をする場所に高圧洗浄機を使って、表面についている汚れを落とします。

更に工具や機械を使って、施工箇所に残っている不純物を除去します。

 

②下地処理

下地にひび割れや凸凹があれば補修し、平滑になるように整えます。

ここでひび割れや凸凹を放置してしまうと、防水層の厚さにムラが生じます。

 

③プライマー塗布

下地と防水層をの接着力を高めるため、プライマーという下塗り材を塗布します。

 

④ウレタン樹脂塗布

液状のウレタン樹脂を2回に分けて均一な厚みになるよう塗布します。

 

⑤トップコート塗布

防水層を紫外線から保護するためのトップコートも2回塗布して完成です。

 

防水工事の費用相場

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ここでは一般的な防水工事にかかる費用の相場について紹介します。

費用には地域や施工条件によって差があるため、あくまでも目安としてご覧ください。

 

・ウレタン防水・・・約3,000~7,000円/m2

・FRP防水・・・約4,000~7,500円/m2

・シート防水・・・約3,000~7,500円/m2

・アスファルト防水・・・約3,000~8,000円/m2

 

なお、平坦な場所の施工と、傾斜がついた場所や複雑な作りの場所では見積額が相場よりも多少高くなりがちです。

凝ったデザインのベランダだと、下地部分が楕円形や螺旋タイプになっていることがあります。

作業も単調なものではなくなるため、相場より多少高くなるのは致し方ないところです。

 

町田市の防水工事は町田塗装店へ!

町田塗装店は塗装工事だけでなく、防水工事の施工実績も多数ございます。

防水工事には種類がありますが、お住まいによって適した工事が異なります。

これまで培ってきた経験や知識をもとに、最適な工法の提案、施工をさせていただければ幸いです。

調査やお見積りは無料で行っていますので、お気軽にお問合せください(^^)

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