外壁塗装はいつがいいの? 塗装に向いている時期について解説します

投稿日:2022年2月27日  更新日:2022年4月5日

外壁や屋根は年月が経つにつれ、塗膜が劣化して汚れが付着、塗膜の剥がれ、カビや苔の繁殖といった劣化症状がでてきます。

そのまま劣化を放置し続けると、美観を損ねるだけでなくお住まいの寿命を縮める事になってしまいます。

塗装によって塗り替えをする事で保護をする必要があるのですが、目安としては10年に1度が塗装時期です。

その際、外壁塗装には向いている時期と向かない時期があるので詳しくご紹介します。

 

外壁塗装はいつがいい? 塗装に向いている時期について解説します (2)

 

【塗装ができない気候条件って?】

まず、塗装工事が向いているか時期かどうかをご紹介するにあたって、知っておいていただきたいのが「塗装ができない気候条件」です。

この条件に当てはまってしまうと、塗装をする事ができません。

その条件と理由というのは以下の通りです。

①湿度が85%以上の場合

②気温が5度以下の場合

夜露や雨が降って湿度が85%を超えた場合や、気温が5度以下になった場合は塗装をする事ができません。

その理由は「塗料が薄くなってしまう」からです。

塗料は希釈率というのが大変重要です。

塗料メーカーが定めている希釈率を守らなければ、その塗料が持つ機能(耐候性や低汚染性性など)を発揮する事はできません。

つまり、せっかく塗装をしたとしても意味がなくなってしまうのです。

「塗料について」は、こちらのページです。

 

また、塗装をした外壁に雨水が流れると模様のようになって汚い見た目になります。

更に十分な乾燥がされないまま重ね塗りをしてしまうと、塗装工事から2、3年程で塗膜が剥がれてしまったり、クラックなどの施工不良を起こす可能性があります。

 

以上の事から乾燥しやすくて暖かい時期が塗装に適していると言えます。

なお、雨が降っていても高圧洗浄など、できる作業というのもあります。

 

【塗装に向いている季節とは】

結論から申し上げると、外壁塗装に適した季節は春(4、5月頃)と秋(9月、10月頃)です。

塗装をするのに良い気候条件が揃う時期なので、失敗する可能性が少なくなります。

ただ、塗装会社も繁忙期になるので予約が取りにくかったり施工金額が高くなる場合があります。

 

反対に閑散期はというと、冬(12~3月頃)です。

なお、積雪の多い地域を除いて施工管理がしっかりとしている業者であれば、年間を通して施工は可能です。

 

なぜ春と秋が向いていて冬は不向きかというと、先述した「塗装ができない気候条件」にあります。

寒い時や雨が降ると塗装をする事ができないからです。

 

【各季節によるメリットとデメリット】

外壁塗装はいつがいい? 塗装に向いている時期について解説します (1)

 

以下に、各季節によるメリットとデメリットをまとめました。

 

●春

メリット・・・塗装工事に重要な「乾燥」がしやすいので、しっかりとした施工になる

デメリット・・・優良業者は特に予約が埋まっているので、施工できない場合がある

 ※希望の塗装業者がある場合は、2か月以上前に予約しておくのがオススメ

 

●梅雨

メリット・・・梅雨を避けるお客様が多いので、業者が割引キャンペーンを行っている場合がある

デメリット・・・雨が多いので、工期が延びる事が多い

 

●夏

メリット・・・乾燥しやすいので、質の良い工事になりやすい

デメリット・・・施工中は窓をビニールシートで養生する為、窓が開けられない。エアコンが使えない工程もある。

 

●秋

メリット・・・乾燥しやすいので、質の良い工事になりやすい

デメリット・・・優良業者は特に予約が埋まっているので、施工できない場合がある

 ※希望の塗装業者がある場合は、2か月以上前に予約しておくのがオススメ

 

●冬

メリット・・・冬を避けるお客様が多いので、業者が割引キャンペーンを行っている場合がある

デメリット・・・気温が5度以下になる時間や夜露などで湿ってしまうと塗装ができない為、工期が延びたり、1日の施工時間が短くなる。

 

【塗料ごとの期待耐用年数】

冒頭で、「塗装工事は約10年に1度が目安」とお伝えしましたが、これは平均の年数であり、具体的には使用されている塗料や材質、環境などによって異なります。

塗料による期待耐用年数は以下の通りです。

 

アクリル・・・約5~7年

ウレタン・・・約8~10年

シリコン・・・約10~15年

ラジカル制御型・・・約12~15年

フッ素・・・約15~20年

光触媒・・・約15~20年

無機・・・約20~25年

 

上記の期待耐用年数は塗料メーカーが発表している年数で、室内で行ったテストの結果です。

実際に建物の外部に塗装すると、紫外線や雨風により劣化スピードは進むので、もう少し早く塗り替える必要があります。

 

【目安時期は関係ない!劣化症状による塗り替え時期】

外壁塗装はいつがいい? 塗装に向いている時期について解説します (3)

 

「春や秋などの季節」「塗料による期待耐用年数」を目安にする事も重要ですが、それらを無視しても、発生している劣化症状によってはすぐ対処しなければならない場合があります。

 

・雨漏り・・・一刻も早い対処が必要です。放置ると、どんどんお住まいが腐食します。

・クラック・・・髪の毛の細さほどのヘアークラックであれば様子見で問題ありませんが、それ以上のクラックは塗装をご検討ください。

なお、横方向にクラックが起きている場合は雨水が内部に入り込みやすいので注意が必要です。

・塗膜の膨れ、剥離・・・経年劣化によって膨れや剥がれが起きている場合は劣化箇所から雨水が侵入する可能性があります。

・コーキングの硬化、亀裂・・・サイディングボードの継ぎ目やサッシ廻りなどに施されているコーキングは劣化すると硬くなり、亀裂が入ります。

放置すれば雨漏りや外壁のクラックを起こす原因になります。

 

このような劣化症状が発生している場合は早めに、発生していなくてもお住まいの気になる点がありましたら、お気軽に町田塗装店にご相談ください。

親切丁寧に、わかりやすくご案内させていただきます。

また、現場調査・お見積りは無料で行っておりますので、ぜひご依頼ください!

「屋根・外壁0円診断」については、こちらのページです。

 

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