折板屋根塗装はいつ行うべき?塗り替え時期や工程、費用相場を紹介します
投稿日:2024年12月21日
工場や倉庫、プレハブなどの屋根に多く用いられる折板屋根。
折板屋根には塗装が施されており、その機能によって紫外線や雨風などから屋根材を守っています。
しかし、年月が経つにつれて塗装の機能は徐々に低下していき、やがて効果を失うとサビや雨漏りの原因になります。
塗装は劣化しても、また塗りなおせば屋根を守るを機能を回復させることができます。
そこで今回は折板屋根について、塗装のタイミングや工程、費用相場などを詳しく紹介します。
「10年近く、またはそれ以上屋根塗装をしていない」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
折板屋根の塗装タイミングとは
折板屋根は塗装によって防水性を持たせたり、紫外線による劣化を防いだりしています。
塗装には寿命があり、それを超えると折板屋根を保護できず、サビが発生し、最終的には雨漏りに繋がります。
寿命をまだ迎えていない内に塗装をしても問題はありませんが、屋根塗装決して安くはありません。
まずは、折板屋根の塗装タイミングを大きく2つに分けて解説します。
どちらかに当てはまる場合は屋根塗装をご検討ください。
色あせやサビなどの劣化症状が見られたら
以下のような劣化症状が見られたら、屋根塗装の時期です。
・色あせ ・サビ ・シーリングの劣化 ・チョーキング現象(屋根を触って手に粉が付く現象) |
上記の中でも特にサビは緊急性の高い状態です。
サビが発生している建物をよく見かけるので、それほど補修が必要と思われていない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、サビは部材の腐食を早め、見た目を悪くするだけでなく、最終的には雨漏りを起こします。
また、補修をする際にはサビた部分を削らなければならず、耐久性が低下していきます。
補修できないほどサビが広がってしまえば、屋根材を新しくしなければならず、費用も高くなります。
10年以上、屋根塗装をしていない
屋根は高い場所にあるので、劣化症状が起こっているか確認するのは難しいでしょう。
無理に登ると落下事故の恐れがあります。
屋根の状態を確認できない場合は年数で大体の塗装タイミングを見極めることができます。
建物を建ててから、前回の屋根塗装から10年以上経過していたら、そろそろ屋根塗装の時期かもしれません。
その理由は屋根を守っている塗装の寿命が大体10年だからです。
しかし、使用されている塗料や環境(海沿いなど)、塗装の際の下地処理方法などにより、10年より短い場合や長い場合もあります。
10年を目安に屋根塗装を行っている業者に塗装が必要な状態か調査してもらいましょう。
折板屋根塗装の工程
屋根材によって塗装の工程は少しずつですが違いがあります。
折板屋根では一般的に、以下のような工程で行います。
①足場設置
建物の周りを囲うように足場を組み立て、足場の周りに飛散防止ネットというメッシュシーを張ります。
職人の落下防止や効率的な作業、近隣への塗料の飛散防止などのため、欠かすことはできません。
②高圧洗浄
長年蓄積していた汚れや簡単なサビを高圧洗浄機で除去します。
汚れが残ったまま塗装をすると塗料の密着性が悪くなるので、下地処理は入念に行います。
③養生
塗料は液体なので、風に乗ってあちこちに飛散します。
そのため、塗装しない場所に塗料が付かないようにビニールシートなどで保護をします。
④シーリング補修
シーリングはゴム製の材料で、部材と部材の間に埋められています。
劣化している場合は既存のシーリングを撤去し、新しいシーリング材を埋めることで防水性が向上します。
⑤ケレン作業(素地調整)
ケレン作業とは、英単語のcreanからできた用語と言われています。
サビや古く、脆くなった塗膜をヤスリなどで削り落としてキレイにする作業です。
また、ヤスリを使うことでツルツルした折板屋根もザラザラと微細な傷を付けることができ、塗料の食いつきが良くなります。
⑥下塗り
折板屋根は何よりサビが大敵なので、下塗り材にはサビ止め効果を持つ製品を使用します。
サビが発生するのを抑制し、かつ折板屋根と上塗り塗料の密着性を高める接着剤のような役割をします。
⑦上塗り
上塗りにはシリコン塗料、ラジカル塗料、フッ素塗料、遮熱塗料などを使います。
どの塗料にするかは、どのくらいの寿命がいいか、どのような機能がほしいか、ご予算はいくらかなどにより決定します。
上塗りは2回行い、均一で十分な膜厚を作ります。
⑧最終確認、足場解体
最後に現場管理者が仕上がりの状態を確認します。
お客様にもご確認いただき、問題なければ足場を解体して完工です。
折板屋根塗装の費用相場
折板屋根塗装の費用は面積や劣化の進行具合、使用する塗料、施工業者などによって大きく変動します。
そのため、あくまで費用相場ですが、約40~100万円ほどでしょう。
小さな店舗などの場合は40万円以下で施工できた事例もあります。
「できるだけ安い塗料で塗装してほしい」というご要望をいただくことも少なくありません。
しかし、ザックリ言うと安い塗料は寿命が短く、高い塗料は寿命が長い傾向があります。
そのため、安い塗料だと頻繁に工事をしなければならず、かえってメンテナンスにかかる費用が高くなります。
建物を長く維持したい場合は、できるだけご予算内でグレードの高い塗料を選ぶことをおすすめします。
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