水切りの塗装は必要?メンテナンスが必要な劣化症状、費用相場を紹介します

投稿日:2024年12月27日  更新日:2024年12月29日

建物の外壁塗装などの外装リフォームを行う際、見積書に「水切り」という文字を目にするかもしれません。

水切りは全てではありませんが、多くの建物に設置されています。

 

この「水切り」とは建物のどの部分なのか、塗装は必要なのか、その理由などを詳しく解説していきます。

これから外装リフォームをお考えの方、予定されている方はぜひ最後までご覧ください。

 

水切りはどこ?その役割とは?

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水切り(みずきり)とは建物の外壁材と基礎との間に設けられている、細長い板金です。

他に、窓サッシの下や外壁の幕板部分に設置されている場合もあります。

また、建物によっては水切りがないケースも少なくありません。

 

この水切りの役割は大きく分けて以下の2つです。

  • ・基礎に雨水が直接当たるのを防ぐ
  • ・床下の漏水を防ぐ

直接、基礎に雨水が当たったり床下に漏水してしまうと、床下に湿気がこもるようになります。

そうなるとシロアリが寄ってくる恐れがあり、木造住宅だと耐久性の低下が心配です。

水切りがあることで、上記のようなトラブルを防ぐことができています。

 

なお、水切りがない場合でも基礎に雨水が直接当たらない、床下に漏水しないような構造であれば問題ありません。

 

水切りは塗装が必要?その理由は?

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水切りは塗装が必要な部材で、外壁塗装の際に同時に塗装をすることが一般的です。

どのような理由から、塗装が必要と言われているのか見ていきましょう。

 

水切り材を保護するため

水切りはスチール(鉄)、または塩ビ鋼板という金属の素材がほとんどです。

そのため、塗装によって保護されていますが、塗装には寿命があります。

寿命をすぎると水切り材を守るための機能を失い、やがてサビが発生し、欠けたり穴が空くでしょう。

そうなれば雨水や虫の侵入、シロアリの発生などのリスクが高くなります。

 

なお、アルミニウムや銅製の水切りは塗装をしても密着性が低いことから、すぐに塗装が剥がれる可能性があります。

そのため、傷が付いたら補修する程度で問題ありません。

 

美観を維持するため

外壁塗装で外壁だけ新築のように美しく塗装してもらっても、他の部材がサビたまま、塗装が剥がれたままだと、塗装していない場所が悪目立ちします。

外壁塗装の際には水切りの他、雨どい、幕板、破風板、軒天なども一緒に塗装されることをおすすめします。

 

水切り塗装や補修が必要な劣化状態とは

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塗装で保護されている水切りは、以下のような症状が見られたら塗装や補修をご検討ください。

  • ・色あせ
  • ・サビ
  • ・凹み
  • ・傷
  • ・塗装の剥がれ
  • ・破損 など

 

上記のような症状が発生している場合は塗装が水切り材を保護できていない可能性があります。

塗装が劣化していたり、剥がれたりしていると防水効果が無く、サビが発生するリスクが高くなります。

 

また、傷が凹みが軽度な場合は補修で問題ありません。

しかし、重度な破損な場合は水切り自体の交換が必要になることもあります。

交換は費用が高くなりますが、放置し続けると他の部材を傷める原因になり、補修箇所が増えていくので、できるだけ早めに補修をしましょう。

 

水切り塗装の流れ

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水切り塗装は症状や業者の判断により異なりますが、一般的には以下のような流れで行います。

 

①ケレン作業

ケレン作業は英語のcreanが訛ってできた言葉と言われており、下地をキレイにし、表面を調整する作業です。

汚れや古い塗膜をサンドペーパーなどで除去して下地を整えます。

キレイにするだけでなく、表面に微細な傷を付けて塗料の密着性を高めます。

 

②下塗り

エポキシ系下塗り材を水切りに塗布します。

水切りと、この後に塗装する中塗り・上塗りの密着性を高めたり、防サビ効果を付与するために使用します。

 

③中塗り

仕上げ塗料の塗装1回目です。

色ムラや艶ムラができないよう、仕上げ塗料は2回に分けて塗装します。

 

④上塗り

最後に均一な膜厚になるよう美しく仕上げます。

 

水切りメンテナンスの費用相場

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では、実際に水切りのメンテナンスを行うと費用はどのくらいかかるのでしょう。

塗装の場合、補修の場合とそれぞれの費用相場を紹介します。

 

水切り塗装の費用相場

水切り塗装の単価相場は約300~800円/mです。

一般的な大きさのお住まいの場合、外周は約20~30mほどのため、約6,000円~24,000円になります。

 

なお、上記の費用は外壁塗装と併せて施工を行った場合の費用です。

水切りだけ塗装をするなら、人件費や材工費などがかかり、約2~5万円かかります。

 

水切り補修・交換の費用相場

水切りは気が付いたら凹んでいる、車や物をぶつけて破損してしまうというケースもあります。

この場合は塗装では直すことができません。

軽度な凹み程度であれば補修で問題ありませんが、そうでない場合は交換が必要です。

 

修理や部分交換の費用相場は約1~4万円。

全交換の費用相場は約5~10万円ほどです。

 

水切り塗装を成功させるには業者選びが大事

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水切り塗装の流れや費用相場について紹介してまいりましたが、大切なのは業者選びです。

技術が高い業者とそうでない業者、費用が高い業者と安い業者など、会社によって満足度は異なります。

そのため、「近所の業者に頼もう」「有名な業者に任せよう」と安易に選ばないことをおすすめします。

 

できるだけ安く、質の高い工事をするには優良業者に依頼することが大切です。

ホームページを見て施工事例が多いか、口コミの評価が高いかどうか、自社施工であるかどうかをチェックしましょう。

自社施工は下請けや孫請けなど、別の業者が施工をせず、自社の職人が施工をする業者です。

特に大手のハウスメーカーは自社施工でない場合が多く、中間マージンという余計な費用がかかります。

自社施工ならそのような費用はかからず、安く施工してくれる場合が多いです。

 

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  • 労働安全衛生法による技能講習終了
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