化粧スレート屋根を長持ちさせるメンテナンスとは?費用相場も紹介します
投稿日:2025年1月31日
化粧スレート屋根は日本で最も普及率の高い屋根材で、コロニアルやカラーベストとも呼ばれています。
そのため、「うちもスレート屋根!」という方もいらっしゃるでしょう。
化粧スレート屋根は軽量でカラーバリエーションが豊富なうえ、比較的安価な屋根材のため、たくさんの建物に採用されています。
化粧スレートに限らず屋根材はやがて寿命がきて新しい屋根材に替えなければなりませんが、リフォーム費用は高額です。
高額なリフォームよりも、塗装などのメンテナンスをして屋根を長持ちさせた方がお住まいにかかるコストを抑えられる可能性が高いです。
家電と同じで、新しく買い換えるよりも、できれば修理をして長く持ってほしいですよね。
そこで今回は化粧スレート屋根を長持ちさせる方法や、メンテナンスにかかる費用の相場を紹介します。
お住まいの屋根が化粧スレート屋根の方はぜひ最後までご覧ください。
化粧スレート屋根とは?
戸建て住宅によく用いられている化粧スレート屋根は、セメントを主材料として薄く加工して作られている屋根材です。
サイズは横幅が910mm、縦幅が414mm。厚みは5mmが一般的です。
昔ながらの日本瓦に比べて軽量で、地震が起こった際に建物の揺れが抑えられるというメリットがあります。
また、費用も比較的安価なことから高い普及率で、日本の屋根を見るとほとんどがスレート屋根です。
化粧スレート屋根の寿命は何年?
どんな屋根材にも寿命はあり、化粧スレート屋根だと約20~30年と言われています。
この年数はメンテナンスが適切に行われているか、また、環境によっても異なります。
メンテナンスをせずに放置し続ければ、もっと早く寿命がくる・雨漏りが起こるリスクが高くなります。
また、アスベストの有無によっても寿命は変わります。
アスベストを含む化粧スレート屋根は40年近い耐久性があると言われています。
アスベストを含む建材の出荷は2004年に禁止されています。
そのため、2004年以降に建設されたお住まいはアスベストを含む建材は使用されていません。
化粧スレート屋根を長持ちさせるためのメンテナンス方法
では、化粧スレートを長く持たせるためにはどのようなメンテナンスを行えばいいのでしょう。
化粧スレート屋根に起こり得る劣化症状は多岐に渡りますので、ここではよく行われるメンテナンスを3つ紹介します。
ひび割れ補修
化粧スレート屋根がひび割れが起こると、そこから雨水が浸入するようになります。
雨水は少しずつ化粧スレート屋根に浸み込むようになり、劣化スピードが早くなって早々に寿命を迎えることが考えられます。
さらに、ひび割れが起こると雨漏りに繋がるリスクも高くなります。
ただ、化粧スレート屋根の下には防水シートが張ってあるのでひび割れた後にすぐ雨漏りが起こるわけではありません。
しかし、ひび割れが起こっているということは雨水が浸入し続けるため、防水シートも破損しやすくなるので軽視できません。
棟板金の釘打ち直し・交換
化粧スレート屋根には必ず頂上に棟板金(むねばんきん)が設置してあります。
棟板金は金属製で、屋根の面と面のつなぎ目から雨水が入らないように守る役割をしています。
棟板金は釘で留めてあり、年月が経つにつれて釘がだんだんと抜けてきます。
これは棟板金が金属のため、日光で熱くなる・夜は冷えるというサイクルで膨張・収縮を繰り返し、釘が引っ張られるからです。
釘が浮くと棟板金自体が浮いて、できた隙間から雨水が入り込みます。
さらに年月が経つと棟板金の浮きが大きくなり、風に煽られるなどで棟板金自体が歪んだり飛散することもあります。
そのため、定期的に釘の状態を業者に確認してもらい、釘の浮きや棟板金に問題がある場合はメンテナンスが必要です。
屋根塗装
化粧スレート屋根は新築の時点で塗装が施されています。
その理由は化粧スレート屋根自体には防水性などの雨風・紫外線といった外的ダメージから守る機能を持っていないからです。
塗料が持つ機能によって化粧スレート屋根は守られていますが、年月が経つにつれて効果を失っていきます。
そのため、定期的に塗り替えて外的ダメージから守る効果を復活させる必要があります。
もし、塗装が劣化した状態にもかかわらずメンテナンスをしないと、屋根材にダメージが行き届き、早々にダメになってしまうでしょう。
屋根のメンテナンスにかかる費用
屋根のメンテナンスで心配なのは、その費用でしょう。
費用はメンテナンスの規模や使用材料、劣化状態、施工する業者などによって大きく異なります。
そのため、ここで紹介する費用はあくまで相場ですので参考程度になさってください。
メンテナンス方法 | 費用相場 |
ひび割れ補修 | 約2~5万円/箇所 |
スレートの差し替え | 約5万円/箇所 |
棟板金の交換(30坪) | 約15~35万円/戸 |
屋根塗装(30坪) | 約40~70万円/戸 |
メンテナンスに適した頻度は10年に1度が目安
新築から数年しか経っていないにもかかわらず、メンテナンスが必要となるケースは非常に稀です。
大体は新築から10年に1度を目安に業者に調査をしてもらいましょう。
その理由は屋根に施されている塗装の寿命が約10年のものが多いからです。
ひび割れも塗装が劣化していることで起こる症状です。
また、棟板金の釘も徐々に浮いてきますが、10年ほどに1回のメンテナンスで問題ないケースがほとんどです。
また、これらのメンテナンスはそれぞれ別々に行うのではなく、一度に行うことをおすすめします。
工事の度に足場代がかかったり、打ち合わせの手間がかかったりとコスパが悪いからです。
必要な工事はできるだけ同時に行った方が総合的な費用も時間も節約できるでしょう。
屋根のメンテナンスは町田塗装店へ!
屋根は適切な時期に、必要なメンテナンスを行うことで寿命を延ばすことができます。
10年に1度を目安に屋根のメンテナンスを行っている業者に状態をチェックしてもらいましょう。
町田塗装店は屋根や外壁などの外装メンテナンスを幅広く承っています。
調査やお見積もり、ご相談は無料ですのでお気軽にお問合せください。
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