外壁塗装の見積書の見方と費用相場!注意点も確認して満足できる工事を!
投稿日:2025年2月23日
外壁塗装では現場調査後、業者から見積書が提出されます。
その内容を見て工事を依頼するかどうか決めるのですが「どう見ればいいのか分からない」ということもあるでしょう。
外壁塗装の見積書は「こう書くべき」という決まりがないため、分かりやすい表記の場合もありますが、そうでない場合もあります。
今回は外壁塗装の見積書の見方や費用相場、確認しておくべき注意点について詳しく解説します。
これから外壁塗装をお考えの方は、ぜひご参考になさってください。
外壁塗装の見積書の見方と費用相場
外壁塗装の見積書は一般的に工事の工程が分かるように記載されています。
記載されている工程がどんな内容なのか、各工程の費用相場はいくらかを詳しく解説します。
※工程が分からない、外壁塗装一式いくらとまとめて記載されている場合は、工程が分かるように作成し直してもらえるか確認しましょう。
足場仮設
外壁塗装は基本的に高所での作業となるため、建物の周りに足場を設置します。
さらに、足場の周りに飛散防止ネットという養生シートを張ります。
塗料やゴミが飛散し、近隣トラブルを防ぐために必要です。
足場仮設の費用相場
単価(㎡) | 費用相場(30坪の場合) | |
足場仮設 | 約600~1000円 | 約12万円~18万円 |
飛散防止ネット | 約100~200円 | 約2万円~5万円 |
高圧洗浄
長年に渡って外壁に蓄積されていた汚れは業務用高圧洗浄機からの強い水圧で洗い落とします。
汚れが残ったままだと塗料がくっつかず、すぐに剥がれてしまいます。
塗装前にキレイにしておくことで、塗膜が長持ちします。
水だけで汚れを落とす高圧洗浄と、水+洗剤を使うバイオ洗浄があります。
カビやコケが根強く繁殖している場合はバイオ洗浄を選択することをオススメします。
高圧洗浄の費用相場
単価(㎡) | 費用相場(30坪の場合) | |
高圧洗浄 | 約100~200円 | 約1.5万円~2万円 |
バイオ洗浄 | 約200~300円 | 約2万円~3.5万円 |
下地処理
下地処理は外壁の傷んだ部分やサビ落としなどの作業です。
外壁の耐久性を大きく左右する工程で、劣化状態に合わせて行います。
以下は、よく行う下地処理の一例です。
・シーリング工事・・・外壁材と外壁材の間、サッシ周りなどに埋められているシーリングを打ち替え、または増し打ち ・ケレン作業・・・サビや脆弱になった旧塗膜をヤスリなどで削り落とす ・ひび割れ補修・・・外壁に発生しているひび割れをシーリング材などで埋めて雨漏りの浸入を防ぐ |
下地処理の費用相場
費用相場 | |
シーリング工事 | 約600~1,000円/㎡ |
ケレン作業 | 約1,700~2,600円/㎡ |
ひび割れ補修 | 約1,000~1,300円/m |
外壁塗装
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。
下塗りは外壁と中塗り・上塗りの塗料の密着性を高めるなどの役割をします。
中塗りと上塗りは仕上げ塗料を2回に分けて重ね塗りすることで、均一で十分に膜厚を作ります。
塗料には様々な種類があり、費用が高いほど寿命が長い傾向にあります。
価格が安い塗料を選ぶと、次の塗装メンテナンス時期が早く来るので、長い目で見るとグレードの高い塗料の方が節約になるかもしれません。
塗料別費用相場
期待耐用年数 | 単価(㎡) | 費用相場 | |
ウレタン塗料 | 約7~10年 | 約1,100円~1,600円 | 約14万円~21万円 |
シリコン塗料 | 約10~15年 | 約1,600円~2,500円 | 約23万円~約33万円 |
ラジカル塗料 | 約13~16年 | 約2,000円~2,500円 | 約25万円~約33万円 |
フッ素塗料 | 約15年~20年 | 約3,100円~4,100円 | 約40万円~約54万円 |
付帯部塗装
付帯部(ふたいぶ)とは、屋根と外壁以外の部材を言います。
外壁と同じく付帯部も年月が経つにつれて徐々に塗装が劣化し、見た目が悪くなったり、サビて穴が空いたりすることもあります。
外壁塗装の際は付帯部も一緒に塗装をすると見た目が美しくなり、建物の耐久性も向上します。
付帯部塗装の費用相場
単価 | |
軒天(外壁から外側に出ている屋根などの裏) | 約800~1,300円/㎡ |
雨どい(雨水を排水する設備) | 約600~1,200円/m |
鼻隠し(雨どいを設置する下地の板) |
約800~1,100円~/m |
破風板(屋根の先端を隠す山型の板) |
約800~1,300円~/㎡ |
換気フード(換気口を覆っている天蓋) | 約2,000~3,000円/個 |
諸経費
諸経費は工事費や材料代以外にかかる現場管理費、業者の利益などを言います。
一般的に施工費の約3~5%が相場です。
見積書を確認する際の3つの注意点
外壁塗装の見積もりは費用以外にも注意するべき点があります。
「なんとなく大丈夫だろう」で契約をしてしまうと、「思っていた工事と違った」「手抜き工事をされた」と、後悔することになることも。
ここで紹介する注意点もしっかりと確認し、満足できる工事にしてもらいましょう。
1.塗料の商品名が記載されているか
外壁塗装に使用する塗料は様々で、多くの塗料メーカーから商品が出ています。
塗料によって単価や期待耐用年数、仕上がりの美しさ、効果などが大きく異なります。
見積書に塗料の商品名が記載されていない場合はグレードの低い塗料が使われたり、相場よりも高い金額が設定されていたりする恐れがあります。
記載されていない場合は塗料の商品名を必ず確認しましょう。
2.外壁塗装は3度塗りになっているか
外壁塗装は下塗り→中塗り→上塗りと3度塗りが基本です。
もし、2度塗りの記載になっている場合は手抜き工事の可能性があるので「なぜ2度塗りなのか」を必ず確認しましょう。
なお、クリア塗装など、中には2度塗りが仕様の場合もあります。
3.面積が数値で記載されているか
一般的に、現場調査では劣化箇所や塗装する箇所などの面積を実測します。
塗装面積や足場の面積が記載されていない場合は使用材料をごまかすことができてしまうので、必ず確認しましょう。
外壁塗装のことなら町田塗装店へ!
見積もりを取った際に不明瞭な点がある場合は、どんどん業者に質問をしてみましょう。
それでも、「説明が分かりにくい」「適正価格か分からない」ということはあると思います。
その際はお気軽に町田塗装店へご相談ください。
お客様の立場に立って、どんなことも分かりやすくご案内します。
また、当社は相見積もり大歓迎です。相見積もりとは2社以上から見積もりを取ることです。
そうすることで費用の比較検討や適切な塗料・材料などが見えてきます。
まずはお気軽にお問合せください。
専門のスタッフが親切・丁寧にご案内いたします(^^)/
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