屋根塗装が1日で終わり!?最低限の工程や相談窓口も紹介します
投稿日:2025年3月22日
「屋根塗装の工期が1日で終わった」
「業者が組んだスケジュールだと1日で終わるようだ」という声を耳にしたことがあります。
結論から申し上げると、屋根塗装は1日では決して終わりません。
屋根塗装が早く終わるのは心に負担がかかりませんし、ありがたいと思うかもしれません。
しかし、それでは屋根をしっかり保護できていないことは確実と言えます。
今回は屋根塗装に必要な最低限の工程や、手抜き工事だった場合の相談窓口について詳しく解説します。
これから屋根塗装について業者と打ち合わせをされる方、屋根塗装を行った際の工期が1日だった方は最後までご覧ください。
屋根塗装の流れと日数
屋根塗装にかかる工程や日数は塗装面積や劣化状態によって異なります。
ここでは最低限必要な屋根塗装の工程を紹介します。
1日目:足場設置
まずは職人が効率良く、かつ安全に作業をするためにお住まいの周りをぐるりと囲うように足場を組みます。
屋根の傾斜が急な場合は屋根の上にも足場を組み、落下事故を防止します。
現在主流のビケ足場は組むのに1日~2日かかります。
建物の形が複雑だったり、階層が多かったりする場合は更に日数が必要です。
※ビケ足場とは・・・銅管を支柱とし、手すりや踏み板をハンマーで固定して作る足場。くさび式足場とも呼ばれる。
2日目:高圧洗浄
屋根に長年に渡って蓄積した汚れ、カビ・苔を業務用高圧洗浄機で除去します。
不純物が残った状態で塗装をすると塗料の密着性が悪く、早期剥離を起こすので入念に行います。
洗浄で濡れたまま塗装をしても塗料が薄まるので乾燥させる必要があります。
3日目:養生
養生は塗装をしない部分をビニールシートなどで被せる作業を言います。
塗料は風であちこちに飛散する恐れがあるからです。
車や自転車などにカバーをかけることもあります。
4日目:劣化補修など下地処理
塗装をする前にひび割れの補修やシーリング打ち替え工事など、傷んだ箇所を補修します。
※シーリングとは・・・部材同士の間を埋めているゴム製の樹脂。
また、高圧洗浄で落としきれない不純物を手作業で落としたり、鉄部などのツルツルとした部分をヤスリでザラザラにして塗料の食いつきを良くしたりと調整も行います。
5日目:下塗り
仕上げ塗料を塗装する前に、屋根と仕上げ塗料の接着の役割をする下塗り材を塗布します。
鉄部ならサビ止め効果を持つものを使用したり、夏の暑さ対策に遮熱効果を持つ下塗り材を使用したりします。
下塗り後は仕上げ塗料と混ざらないよう、数時間~数日の乾燥時間を設けます。
6日目:中塗り
いよいよ仕上げ塗料を塗装します。
お客様がお選びになった色で頂上から下へ向かって仕上げていきます。
下塗り同様、中塗りを終えたら乾燥時間を設ける必要があります。
7日目:上塗り
仕上げ塗料は一部の塗料製品を除いて2回塗るのが基本です。
1回だけだとムラができ、塗膜の厚みが均一にならないからです。
最終的に目に触れる塗装を施して乾燥させます。
8日目:最終確認、足場解体
養生を外し、塗料の滲みや塗り忘れなどがないかチェック、修正します。
完璧な状態になったことを確認してから足場を解体します。
ビケ足場は設置に1日かかりますが、解体は半日程度で終わります。
なぜ1日で終わるケースがあるのか
上記で紹介したように、屋根塗装には足場の設置だけでも1日かかります。
足場、高圧洗浄、養生、下地処理、3回塗りとどれも屋根塗装では欠かせない工程です。
では、なぜ1日で終わるケースがあるのでしょうか。
考えられる理由を紹介します。
速乾性の塗料を使用している
塗装面積がいくら狭くても、下塗り→中塗り→上塗りと塗装の度に乾燥時間を設ける必要があります。
そのため、塗装を早く終えるために速乾性の塗料を使用しているかもしれません。
速乾性の塗料は2時間程度で乾燥するため、次の塗装に早く移れます。
しかし、速乾性でないタイプに比べると機能性は低いため、おすすめはしません。
見た目しか考えていない
屋根塗装は防水性や防汚性などの効果を持つ塗料で屋根材を保護することが目的です。
塗装工事を色を塗るだけの工事と思っている業者がいるとすれば、高圧洗浄や下地処理を行わないことも考えられます。
しかし、一時的にはキレイに見えても、数カ月もすれば塗装が剥がれて状態が悪くなるでしょう。
手抜きをしている
上記で紹介した理由であっても、1日で終わることはまず考えられません。
そのため、手抜きをされていることが考えられます。
「うちは足場が無くても大丈夫」
「1回の塗装でキレイに仕上げます」と言われても、信用しない方がいいでしょう。
例えるなら「カレーライスを5分で作ります」と言っているようなものです。
下ごしらえも、煮込む時間も、ご飯を炊く時間も必要ですよね。
時間短縮をする方法はあるかもしれませんが、1時間かけたカレーよりは美味しくないかと思います。
また、屋根塗装はお化粧によく例えられます。
グレードの低いアイテム、適当な工程では仕上がりが悪く、早々に落ちてしまうでしょう。
屋根塗装の工程も1つ1つに理由があり、手間暇をかけなければ美しく、長持ちさせることはできません。
屋根は高い所にあることから見えにくい工事なので、工程を省かれたり、適当にされたりしても分からないだろうと手抜きをする業者が存在します。
手抜き工事を問う際の相談先
もし、過去に手抜き工事が行われていたことが分かった場合はどこに相談したらいいのでしょう。
ここではステップごとに相談先を紹介します。
施工業者に連絡
まずは施工した業者に連絡をして具体的な状況を伝え、質問をしてみましょう。
優良業者なら納得のいく説明をしてくれるはずです。
第三者機関に相談
業者が納得のいく対応をしてくれない場合は第三者機関に相談する方法があります。
消費者ホットライン、住まいるダイヤル、国民生活センターなどの機関では屋根塗装に関するトラブル解決のサポートを提供しています。
弁護士に相談
最終手段ですが、弁護士に相談をして法的手段を取ることも検討してみましょう。
弁護士は法的な観点のトラブル解決に向け、具体的にサポートしてくれます。
屋根塗装なら、町田塗装店へお任せください!
屋根塗装は残念なことに手抜き業者が存在します。
そのため、できるだけ地域密着店で業歴が長く、施工実績が多い業者に相談するのがおすすめです。
その理由は手抜き業者ならその地域で長く、かつ多くの実績を積むのは難しいからです。
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