雨どいからポタポタ音がするのはなぜ?原因・修理方法・予防策・費用相場まで徹底解説!
投稿日:2025年4月29日
雨どいからポタポタと水滴の音が聞こえることはありませんか?
この音は、雨の日だけでなく晴れた日にも発生することがあり、放置すると住宅の外壁や基礎部分に悪影響を及ぼす可能性があります。
この記事では、雨どいからポタポタ音がする原因、修理方法、予防策まで詳しく解説します。
雨どいからポタポタ音がする原因とは
雨どいからポタポタ音がする場合、以下のような原因が考えられます。
該当すると思われるものがあるか、チェックしてみてください。
雨どいの詰まり
雨どいに落ち葉やゴミ、泥などが詰まると、雨水がスムーズに流れずに溜まった水が少しずつ滴り落ちることでポタポタ音が発生します。
特に秋や台風シーズンに多く見られます。
近くに木がある場合は落ち葉や小枝が雨どいに溜まりやすい傾向にあります。
また、鳥の巣や虫の死骸なども詰まりの原因になります。
雨どいの傾斜不良
雨どいは、雨水が排水口に向かってスムーズに流れるように、適切な傾斜(勾配)が設けられています。
しかし、経年劣化や設置ミスで傾斜が崩れると水が溜まり、ポタポタ音の原因となります。
雪や地震、強風などの自然災害で雨どいがズレることがあるので、天候が悪化した後であれば傾斜不良を疑いましょう。
雨どいの破損
雨どいに亀裂や穴があると雨水が漏れてポタポタと滴り落ちます。
塩化ビニル製や金属製の雨どいでは紫外線や凍結による劣化が原因で破損するケースが多いです。
特に築年数が古いとサビや腐食が進んでいる可能性が考えられます。
雨どいと屋根の接続部の不具合
雨どいと屋根の接続部分(集水器や軒先)に隙間があると雨水が漏れてポタポタ音が発生します。
設置時の施工不良や経年劣化などが考えられます。
雨水の量や気象条件
大雨や長期間の降雨後は雨どいに水が残り、ゆっくりと滴り落ちることがあります。
また、湿度が高い環境では、結露が原因でポタポタ音が発生することも考えられます。
特に梅雨や台風シーズンに発生しやすい現象です。
このケースであれば一時的な問題ですが、頻発する場合は他の原因を疑いましょう。
雨どいの修理方法と費用相場
雨どいからポタポタ音がする原因によっては修理が必要な場合があります。高い場所の工事になるので、業者に相談をしましょう。
ここでは修理方法と、それぞれの費用相場も併せて紹介します。
雨どいの詰まりを解消する
費用相場:数千円~約3万円 |
詰まりが原因の場合、ゴミを取り除くことでポタポタ音を解消できます。
手で取れるゴミは長いトングやワイヤーブラシなどを使って取り除きます。
高圧洗浄機は雨どいが水圧に耐えられない可能性があるため、弱い水圧のホースなどで洗浄をします。
雨どいの傾斜を調整する
費用相場:数千円~約3万円 |
傾斜不良が原因の場合、雨どいの角度を調整し、雨水がスムーズに流れるように施工します。
水準器を使って適切な傾斜(1mあたり5~10mm程度の下り勾配)に調整し、金具でしっかりと固定をします。
破損箇所の部分補修・部分交換
部分補修の費用相場:数千円 部分交換の費用相場:約3万円~10万円 |
損傷具合によっては補修が可能な場合があります。
小さな穴程度であればシーリング材や防水テープで補修をします。
大きな破損の場合はその部分を撤去し、新しいものに交換が必要です。
雨どいの全交換
費用相場:約30~60万円 |
既存の雨どいが廃盤になっていて部分交換ができない場合、雨どい全体の劣化が著しい場合など、雨どいの全交換が必要になるケースもあります。
費用は住宅の大きさや素材などによって変動します。
雨どいの不具合を予防する方法と費用相場
ポタポタ音を未然に防ぐためには、定期的なメンテナンスと予防策が大切です。
業者に依頼した場合の費用相場も併せて紹介します。
定期的な清掃
費用相場:数千円~約2万円 |
年に1~2回の頻度で雨どいの清掃を行い、ゴミや落ち葉を取り除くと詰まりを予防できます。
特に秋と春が最適なタイミングです。
雨どいガードや落ち葉除けネットの設置
費用相場:1mあたり約千円~3千円 |
雨どいにカバーやネットを設置すると、落ち葉やゴミの侵入を防ぎます。
清掃頻度が減り、メンテナンスが楽になるのでおすすめです。
専門業者による定期的な点検
費用相場:業者によっては無料 |
雨どいの傾斜、破損、接続部の状態を定期的に専門業者にチェックしてもらうと安心です。
業者によっては無料で点検してもらえるので、気軽に相談してみましょう。
よくある質問
Q1:ポタポタ音がしても放置していい?
A:小さな音でも、放置すると雨水の漏れが外壁や基礎を傷める可能性があります。
思わぬトラブルに発展することもあるので、できるだけ早めに対処しましょう。
Q2:DIYで修理をしても大丈夫?
高所作業となるため、落下事故の可能性があります。
専門知識や技術が必要になるケースも多いので、専門業者に依頼することをおすすめします。
Q3:雨どいの寿命はどのくらい?
環境や素材によりますが、塩化ビニル製は約15~20年、ガルバリウム鋼板は約20~30年、アルミやステンレス製は約30年程度と言われています。
なお、これらの年数は適切なメンテナンスが行われている場合の目安です。
Q4:雨どいの塗装で不具合は直る?
塗装工事はその部材を紫外線などの外的ダメージから保護すること、美観を向上させることが主な目的のため、不具合を直すことはできません。
まずはポタポタ音を解消させてから、塗装工事をご検討ください。
また、不具合の修繕と一緒に塗装工事を依頼するのもいいでしょう。
まとめ
雨どいからポタポタ音がする場合、詰まり、傾斜不良、破損、接続部の不具合などが主な原因です。
状況に合わせて適切な対処方法は異なり、専門的な知識や技術が必要となるため、専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
再発を予防する対策も併せて行うと、今後も安心してお過ごしいただけます。
当社、町田塗装店では今回紹介した雨どいの詰まり除去や修繕、交換なども幅広く承っています。
雨どいや建物のことで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
調査やお見積もりは無料で行っています。
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