ブロック塀にこんな症状があればメンテナンスを!劣化サインと補修方法

投稿日:2025年9月15日

ブロック塀は、お住まいや施設の外構において美観性、防犯性の面で役立ってくれています。

しかし、風雨や紫外線、経年劣化によってブロック塀は傷み、ひび割れが起こったり脆くなったりすると倒壊するリスクも高まります。

そうならないよう、ブロック塀は定期的にメンテナンスをして耐久性を回復させ、寿命を延ばしましょう。

 

この記事では、ブロック塀のメンテナンス方法を詳しく解説します。

お住まいや、管理されている建物にブロック塀が設置されている場合は、ぜひご参考になさってください。

 

ブロック塀のメンテナンスが必要な理由

ブロック塀にこんな症状があればメンテナンスを!劣化サインと補修方法 (1)

ブロック塀はコンクリートやセメントで作られているため、非常に頑丈に見えますが、外部環境の影響を受けやすい素材でもあります。

具体的には雨水の浸透、凍結による膨張、地震による揺れ、さらには植物の根やコケの繁殖など、さまざまな要因がブロック塀の劣化を進行させます。

 

上記の症状が進行すると、以下のようなトラブルに発展する恐れずあります。

・ひび割れ: コンクリートの収縮や地盤の動きにより、ひび割れが生じることがあります。小さなひび割れでも放置すると、内部に水が浸入し、さらに大きな損傷を引き起こします。

・倒壊の危険性: 老朽化したブロック塀は地震や強風で倒壊するリスクがあり、近隣住民や通行人に危険を及ぼす可能性があります。

・美観の低下: 汚れやコケ、カビが付着することで、ブロック塀の見た目が悪くなり、住宅全体の印象を下げる原因となります。

 

定期的なメンテナンスを行うことで、ブロック塀の寿命を延ばし、安全性と美観を保つことができます。

 

メンテナンスが必要な劣化サイン

ブロック塀にこんな症状があればメンテナンスを!劣化サインと補修方法 (3)

では、ブロック塀がどのような状態になったらメンテナンスが必要なのでしょう。

ここでは代表的なメンテナンスのサインを紹介します。

 

ひび割れ

ひび割れは、ブロック塀の最も一般的な劣化症状の一つです。

ブロック塀のひび割れには種類があり、状態によって危険度合いが異なります。

・表面ひび割れ:ブロック表面に現れる浅いひび割れで、通常は構造的な問題には直結しませんが、美観を損ねます。

・貫通ひび割れ:ブロックを貫通する深いひび割れで、強度低下や倒壊の可能性が高い状態です。

・水平ひび割れ:地盤沈下や基礎の不均衡により発生しやすく、構造的な問題を示唆します。

・垂直ひび割れ:地震や外部からの衝撃により発生することが多く、鉄筋の不足や配置不良が原因である可能性があります。

なお、ひび割れの幅や長さは、劣化の進行度を示す重要な指標です。

幅0.3mm以上のひび割れは構造的な問題の可能性が高いため、できるだけ早めに業者にご相談されることをおすすめします。

 

剥離・剥落

ブロック塀の表面が剥がれたり、モルタルや塗装が剥落したりする場合があります。

主な原因は以下の通りです。

・凍結融解:寒冷地では水分がブロック内部に浸透し、凍結と融解を繰り返すことで表面が剥離します。

・塩害:海沿いの地域では塩分がブロック内部に浸透し、内部の鉄筋を腐食させることで表面が剥落します。

・経年劣化:長期間の風雨や紫外線により、表面の塗装やモルタルが劣化し、剥がれやすくなります。

剥離・剥落は、ブロック塀の防水性能が低下している証拠で、さらなる劣化を促進するため、早急な補修が必要です。

 

鉄筋の錆

ブロック塀内部の鉄筋が錆びると、コンクリートの膨張やひび割れを引き起こします。

鉄筋の腐食は以下のような要因で発生します。

・水分の浸透:ブロックのひび割れや隙間から水分が浸入すると鉄筋が錆びます。

・塩分:塩害地域では塩分が鉄筋の腐食を加速させます。

・中性化:コンクリートが大気中の二酸化炭素と反応し、アルカリ性が低下することで鉄筋の保護膜が失われます。

鉄筋の腐食はブロック塀の強度を著しく低下させるため、早急な点検と補修が求められます。

 

白華(エフロレッセンス)現象

白華現象とは、ブロック塀の表面に白い粉状の物質が現れる現象です。

これはコンクリート中のカルシウム化合物が水分と反応し、表面に現れるものです。

ブロック内部に雨水が浸透することで発生します。

白華現象は美観を損ねるだけでなく、ブロックの表面を脆くする可能性があります。

 

カビ・コケの繁殖

湿度の高い環境や日当たりの悪い場所ではカビやコケが発生しやすい傾向にあります。

ブロック塀の内側や影になっているところを確認してみましょう。

カビやコケが見られる場合はブロック塀の防水性が低下していることを表しています。

 

ブロック塀のメンテナンス方法

ブロック塀にこんな症状があればメンテナンスを!劣化サインと補修方法 (6)

では、ブロック塀はどの程度の頻度で、どのようなメンテナンスを行えばいいのでしょう。

以下に状況別のメンテナンス方法を紹介します。

 

1年に1~2回は清掃と点検

ブロック塀は風雨やホコリ、カビ・コケなどによって徐々に汚れていきます。

お住まいの見た目を悪くしてしまいますし、カビやコケは塀の中へ根を張っていくので、定期的に清掃をし、落ちない汚れがないか、ひび割れがないかも見ていきましょう。

 

なお、外壁塗装業者など外装メンテナンスを行っている業者なら無料で点検をしてくれるところが多いので、プロに見てもらうこともおすすめします。

 

ひび割れは早めに補修

ひび割れが発生すると、そこから雨水が入ってブロック塀を傷め、内部の鉄筋は錆びてしまいます。

そのため、ひび割れは見つけ次第、できるだけ早めに補修をしましょう。

補修は状況に合わせた補修方法、材料の選択が必要なのでプロにご相談ください。

 

10年に1度は塗装工事

ブロック塀は徐々に防水性が低下していくため、塗装によって保護し直す必要があります。

塗装工事に使用する塗料には風雨や紫外線から守る耐候性の他、汚れから守る低汚染性、カビやコケから守る防カビ・防藻性などの機能を持っています。

色を変えればイメージチェンジも可能です。

ひび割れ補修同様、専門知識や技術が必要になるため、塗装業者にご相談ください。

 

外構・外装のメンテナンスは町田塗装店へ!

ブロック塀は劣化症状を放置すると、どんどん脆くなり、やがて傾きや倒壊するリスクが高くなります。

定期的な補修や塗装メンテナンスを行うことにより、トラブルを回避し、塀を長持ちさせることができます。

 

当社、町田塗装店ではブロック塀の補修・塗装の他、外装、外構のメンテナンスを幅広く承っています。

「補修費用だけ教えてほしい」「工事が必要か見てほしい」などございましたら、いつでもご相談ください。

点検、お見積もりは無料で行っています。

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