破風板、幕板、庇などの付帯部下塗り(東京都町田市・A田様邸⑥)
投稿日:2025年6月25日
東京都町田市のA様邸より、付帯部塗装の様子をお届けします!
前回の現場レポート⇒「タイル外壁のモルタル目地に吸水防止材施工(東京都町田市・A田様邸⑤)」は、こちらのページです。
この日は付帯部に下塗り材を塗布しました。
付帯部とは建物の屋根と外壁を除く部材のことを指します。
こちらは破風板(はふいた)という山型の板に下塗り材であるプライマーを塗布している最中の写真です。
このような窯業系の破風板は吸水性があり、雨水に強くないため、定期的に塗装をして防水性を持たせる必要があります。
タイル外壁とモルタル外壁の間の板は幕板・帯板と言います。
外壁を伝ってくる雨水が当たる場所で、上部は特に塗装が剥がれています。
幕板の劣化が原因で雨漏りを起こすこともあるので、塗装の剥がれを見つけた際にはできるだけ早めの塗装工事をおすすめしています。
窯業系の部材とは異なり、鉄部には下塗りにさび止めを塗布しました。
さびが発生すると部材の腐食を早めてしまいます。
また、補修の際にはさびている箇所を削り取らなければなりません。
そのため、さび止めによって新しいさびの発生を予防しました。
紫外線などから部材を守る機能はないので、この後には上塗り塗料を塗装します。
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