大雨や台風でサッシからの雨漏りする原因は?修理方法・費用相場を紹介!

投稿日:2025年2月28日

「雨漏り」と聞くと天井からポタポタと落ちてくる状況をイメージされるかもしれません。

しかし、実際には様々な状況があり、その1つがサッシからの雨漏りです。

 

「窓周辺から雨水が入ってきている」

「壁のクロスが剥がれている」という事態であれば、放置厳禁です。

 

今回はサッシから雨漏りする原因と対処方法について詳しく紹介します。

雨漏りにお困りの際は、ぜひ最後までご覧ください。

 

サッシから雨漏りが起こる原因

大雨や台風でサッシからの雨漏りする原因は?修理方法・費用相場を紹介! (2)

サッシからの雨漏りは、必ずしもサッシに直接的に原因があるとは限りません。

サッシの周りの建材に不具合が起こり、雨漏りを引き起こしているケースも非常に多いです。

具体的にどのような不具合により雨漏りが起こるのかを紹介します。

 

シーリングの劣化

シーリングはコーキングとも呼ばれる材料で、外壁材とサッシなど部材同士の隙間を埋めているゴム製の樹脂です。

サッシの周りには必ずシーリングが埋められており、雨水が入らないようになっています。

 

しかし、シーリングは基本的に劣化しやすく、最初は柔らかいのですが年月が経つにつれて硬くなります。

さらに放置するとひび割れや肉痩せ、剥離などを起こして隙間を作ります。

 

シーリングの寿命は約10年で、それ以上経っている場合は新しいシーリング材を打ち替えたり増し打ちする必要があります。

もし、築年数が10年以上経っている場合はシーリングに隙間ができていないか確認してみましょう。

 

外壁のひび割れ

サッシ本体だけでなく、周りの外壁に不具合が起こっている可能性もあります。

特に塗装が劣化することでひび割れを生じやすくなるモルタル外壁は窯業系サイディングは雨水を吸収・乾燥することによって隙間ができ、雨水の浸入口を作ります。

 

なお、外壁の下には基本的に防水シートが張られているため、ひび割れができたからと言ってすぐに雨漏りが起こるわけではありません。

しかし、サッシの周りまでは防水シートが繋がっておらず、どうしても隙間から雨水が入り込んでしまいます。

 

「サッシから遠い部分にひび割れが起こっている」という場合でも、そこから雨水が伝って室内に入り込んでいる可能性もあります。

 

窓の近くにある屋根・庇

外壁同様、屋根などの高い場所から雨水が伝ってきて建物の内部に入り込むこともあります。

屋根や庇と外壁の間は劣化がしやすい場所です。

経年劣化や何らかの衝撃が加わって隙間ができることもあるので、可能であればチェックしてみましょう。

 

窓上部の換気扇・配管

外に繋がっている換気扇や配管は通常、雨水が入らないように作られています。

しかし、台風のような豪雨や横殴りの雨だと、思わぬ角度から吹き込んだ雨水がサッシの雨漏りのように見えることもあります。

いつもと違うような荒れた天候の場合は玄関など、サッシ以外の部分も確認してみましょう。

 

引き違い窓のサッシ

引き違い窓とは、2枚以上の窓を交差して開け閉めする窓のことを指します。

 

どのようなお住まいにも設置されているような、一般的な窓です。

 

引き違い窓の境目にはスムーズに開け閉めをするために若干の隙間が設けられています。

台風などでこの隙間に向かって風が吹き込んだ場合に雨水が入り込むことがあります。

この状況であれば不具合ではなく仕様のため、特に補修工事などは必要ないしょう。

台風や豪雨の時にだけ雨漏りを起こす場合は雑巾やタオルで雨水を拭き取れば問題ありません。

 

施工不良

サッシを設置する際、通常は防水シートや防水フィルムを張って雨漏りの浸入を防ぎます。

しかし、稀に防水シートを張り忘れていたり、張る場所が誤っていたりすることも。

施工不良の場合は新築であっても雨漏りを起こす可能性があります。

 

サッシ周りからの雨漏り修理にかかる費用

大雨や台風でサッシからの雨漏りする原因は?修理方法・費用相場を紹介! (1)

雨漏りが起こると建物や家財の心配もありますが、修理費用も気になりますよね。

 

雨漏りの原因や修理方法は様々ですが、ここではよく行う工事内容の費用相場を紹介します。

必要な工事や費用は劣化状況、面積、使用材料などによって大きく変わるので、あくまで参考程度になさってください。

 

シーリング工事

サッシと外壁との間、外壁とサッシ上部との間などのシーリングから雨漏りが起こっている場合はシーリングの工事を行います。

方法は2種類で、1つは既存のシーリングを撤去して新しく充填する打ち替え工法。

もう1つは既存のシーリングの上から新しいシーリング材を充填する増し打ち工法です。

  費用相場
打ち替え工法 約900~1,200円/m
増し打ち工法 約500~900円/m

 

サッシ周りの下地補修・交換

サッシ周りから雨漏りが起こっている場合、下地の劣化も考えられます。

そのまま放置した場合はカビやシロアリなどの二次被害に発展する恐れがあるため、下地の補修や交換を行いましょう。

  費用相場
サッシ周りの下地補修・交換 約10万円~30万円

 

外壁リフォーム

原因がサッシ周りだけでなく、外壁全体に問題が起こっている場合はリフォームが必要かもしれません。

外壁リフォームが必要になるまで雨漏りを放置すると、費用も高くなるため、少しでも早めの修理が理想的です。

 

ここでは代表的なリフォーム方法を2つ紹介します。

1つは既存の外壁を撤去して新しく張り替える方法。

もう1つは既存の外壁の上から新しい外壁材を重ねるカバー工法です。

  費用相場(30坪)
外壁張り替え工事 約150万円~300万円
外壁カバー工法 約100万円~200万円

 

屋根リフォーム

雨漏りの原因が屋根にある場合は、屋根全体のリフォームが必要となるケースも。

ここでは代表的な屋根のリフォーム方法を3つ紹介します。

 

1つ目は既存の屋根を撤去し、新しく葺き替える葺き替え工事です。

2つ目は既存の屋根材の上に新しい屋根を葺く屋根カバー工法。

3つ目は瓦屋根の場合に既存の瓦を一旦撤去して下地を新しくし、瓦を元に戻す葺き直し工事です。

 

  費用相場(30坪)
葺き替え工事 約120万円~250万円
屋根カバー工法 約80~180万円
葺き直し工事 約80~200万円

 

雨漏りのことなら町田塗装店へ!

大雨や台風でサッシからの雨漏りする原因は?修理方法・費用相場を紹介! (3)

当社では塗装工事の他、屋根工事や外壁工事、シーリング工事など雨漏り補修工事の施工実績も多数ございます。

今回紹介した原因はほんの一部であり、これまで様々な雨漏りの問題を解消してきました。

「雨漏りかな?」と思ったら放置せず、被害が広がる前にまずはお問合せください。

豊富な知識・経験をもとに、スピーディに雨漏りを解決します。

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