台風後の屋根・外壁セルフチェック|自分でできる安全な点検方法とプロに任せるべきポイント

投稿日:2026年7月14日

台風が通過した後、「屋根や外壁は大丈夫だろうか」と不安になる方は多いのではないでしょうか。

強風や飛来物によって、屋根瓦のズレや外壁のひび割れ、雨樋の破損などが起きていても、地上からは気づきにくいことがあります。

しかし、放置してしまうと雨漏りや外壁材の剥落など、より大きな被害につながる恐れもあります。

 

本記事では、台風後に自宅でできる屋根・外壁のセルフチェック方法を詳しく解説します。

ただし、屋根に登っての点検は転落事故のリスクが非常に高いため、ご自身では行わないようにしてください。

地上や室内からできる安全な確認方法と、専門業者に依頼すべき判断基準についてわかりやすくまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。

 

台風後に起こりやすい被害

台風後の屋根・外壁セルフチェック|自分でできる安全な点検方法とプロに任せるべきポイント (2)

台風が去った直後は「特に被害がなさそう」に見えても、実際には分かりにくい部分に被害が発生していることがあります。

  • ・屋根瓦や金属屋根材のズレ・浮き
  • ・棟板金(むねばんきん)の釘の緩みや浮き
  • ・外壁のひび割れ(クラック)や塗膜の剥がれ
  • ・雨樋の破損・詰まり・外れ
  • ・ベランダやサッシ周りのコーキング(目地材)の劣化

こうした損傷を放置すると次の雨や台風の際に雨水が浸入し、雨漏りや構造材の腐食、断熱材の劣化など、修繕費用が数十万円単位に膨らむケースも珍しくありません。

台風直後の早い段階で異常に気づくことが、被害を最小限に抑える最大のポイントです。

 

セルフチェックの注意点

セルフチェックを行う前に、ご自身の身を守るために知っておいていただきたい注意点について解説します。

 

屋根への立ち入りはNG

冒頭でもお伝えしたように、屋根にご自身で登って点検することは絶対に避けてください。

屋根は勾配があり、雨や湿気で滑りやすくなっている上、強風の後は瓦や板金が緩んでいる可能性が高く、体重をかけただけで踏み抜いたり滑落したりする危険があります。

 

実際に屋根からの転落事故は毎年多数報告されており、高所からの落下は死亡や重篤な後遺症につながる非常に危険な事故です。

はしごを使った昇降中の事故も多く、「ちょっと確認するだけだから」という油断が命取りになります。

屋根の状態を直接確認したい場合は、必ず専門業者に依頼しましょう。

 

悪天候時・強風時は外に出ない

台風通過直後は、まだ風が強かったり、周囲に飛来物が散乱していたりする場合があります。

安全が確認できるまでは外壁や屋根の確認を急がず、天候が落ち着いてから行動しましょう。

 

地上からできる屋根のセルフチェック

台風後の屋根・外壁セルフチェック|自分でできる安全な点検方法とプロに任せるべきポイント (1)

屋根に登らなくても、地上からの目視確認で異常を発見できる場合があります。

双眼鏡やスマートフォンのズーム機能、一脚を使ったカメラ撮影などを活用すると安全に確認できます。

 

  • 1.瓦のズレ・破損:屋根の一部だけ色や向きが不自然になっていないか
  • 2.棟板金の浮き:屋根の頂上部分にある金属の棟板金が浮いていたり、変形していたりしないか
  • 3.アンテナや雨樋の傾き:テレビアンテナが傾いていたり、雨樋が外れかかっていたりしないか
  • 4.敷地内の落下物:庭やベランダに瓦の破片、板金の一部、コーキング材のかけらなどが落ちていないか
  • 5.雨漏りの確認:屋根裏や天井にアクセスできる場合は、天井にシミや変色がないか

 

外壁のセルフチェック

外壁は屋根と違い、比較的安全に地上から確認できる部分が多いですが、それでも高所部分やベランダの手すり越しの確認には十分ご注意ください。

 

  • 1.ひび割れ(クラック):雨水浸入のリスクがある幅0.3mm以上のひび割れがないか
  • 2.塗膜の剥がれ・膨れ:塗装が浮いている、剥がれている箇所はないか
  • 3.コーキングの劣化:窓サッシ周りや外壁のつなぎ目にあるコーキングが切れていたり、痩せていたりしないか
  • 4.外壁材の浮き・破損:サイディングボードの一部が浮いている、割れている部分はないか
  • 5.基礎部分のひび:建物の土台となる基礎コンクリートにひびがないか

 

雨樋・ベランダのセルフチェック

雨樋やベランダなど、屋根・外壁以外の不具合によって雨漏りが発生することもあるので、チェックしましょう。

 

  • 1.雨樋本体の破損:外れたり、割れたりしていないか
  • 2.雨樋の詰まり:正常に雨水が流れているか(雨天時に確認)
  • 3.ベランダの手すりの不具合:手すりがぐらついていないか
  • 4.ベランダ床面の確認:防水層のひび割れや排水溝の詰まりはないか

 

雨漏りの可能性がある症状

台風後の屋根・外壁セルフチェック|自分でできる安全な点検方法とプロに任せるべきポイント (3)

以下の症状が発生している場合は雨漏りの可能性があるため、1つでも当てはまる場合は早めに専門業者にご相談ください。

 

  • ・天井や壁紙にシミ、変色、剥がれがある
  • ・部屋の中でカビ臭さを感じる
  • ・雨が降ると特定の場所から水滴が落ちてくる
  • ・屋根や外壁の一部が明らかに変形・破損している
  • ・落下した瓦や板金の破片が敷地内に散乱している
  • ・換気口や配管まわりから雨水の音がする

 

セルフチェックの限界とプロに依頼すべき理由

地上からのセルフチェックはあくまで「異常の有無を大まかに把握する」ためのものであり、屋根の詳細な状態や内部構造の損傷までは判断できません。

以下のような理由から、最終的な点検・修繕は必ず専門業者に依頼することを強くおすすめします。

 

転落事故のリスク回避

繰り返しになりますが、屋根への昇降は非常に危険です。

専門業者は安全帯など適切な装備で点検を行うため、事故のリスクを大幅に減らせます。

 

 

専門的な知見による正確な診断

瓦のわずかなズレや棟板金の浮きなど、なかなか判断しづらい損傷も、経験豊富な職人であれば的確に発見できます。

 

 

火災保険・地震保険の活用

台風による損傷は火災保険の「風災補償」の対象になるケースが多く、業者による診断書や見積もりが保険申請に必要になることがあります。

ただし、火災保険の申請には期限があります。

自己判断で放置すると保険を活用できる機会を逃してしまう可能性がありますが、業者であれば分かりにくい場所まで点検が可能です。

 

二次被害の防止

初期対応が遅れると雨漏りが進行し、柱や断熱材の腐食、シロアリ被害など、より深刻な二次被害に発展することがあります。

専門知識を持つ業者であれば、どうすれば被害を最小限に食い止めるか、適切な判断ができます。

 

屋根や外壁のことなら町田塗装店へ!

台風後の屋根・外壁セルフチェック|自分でできる安全な点検方法とプロに任せるべきポイント (4)

台風の後は屋根や外壁に見えない損傷が生じている可能性があります。

地上からの目視確認や室内の天井・壁のチェックによって、雨漏りや破損の兆候に早めに気づくことが被害の拡大を防ぐ第一歩です。

 

ただし、屋根に登っての点検は転落事故につながる非常に危険な行為であり、絶対に自分で行うべきではありません。

少しでも異常を感じたら、無理をせず専門業者に相談し、安全かつ的確な点検・修理を依頼しましょう。

 

当社、町田塗装店は屋根や外壁の補修や塗装を行うプロフェッショナル集団です。

点検やお見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
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