ジョリパットの外壁塗装完全ガイド|費用相場や施工の流れを徹底解説!

投稿日:2026年6月30日

外壁材にはいろいろな種類がありますが、その中でも特に意匠性が高いのがジョリパットです。

ジョリパットは定期的な塗装メンテナンスが必要な外壁ですが、施工の際には注意点があります。

 

この記事では、ジョリパット外壁の特徴から塗装の費用・工期・業者の選び方まで、知っておくべき情報を詳しく解説します。

ご自宅の外壁がジョリパットの方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

ジョリパットとは?

ジョリパット

ジョリパットとは、アイカ工業株式会社が製造・販売する外壁用の装飾仕上げ材を言います。

アクリル樹脂系の素材をベースに、左官職人がコテやローラーを使って模様をつけながら仕上げる「意匠性塗材」の一種で、1970年代から日本の住宅市場で広く使われてきた実績ある建材です。

 

ジョリパット最大の特徴は、豊富なテクスチャーと色のバリエーションです。

スタッコ仕上げやボーダー柄、スパニッシュ風のラフな凹凸など、さまざまなパターンを表現できるため、外壁をオリジナルのデザインに仕上げることができます。

同じ家は二つとないと言えるほど、職人の手作業によって個性的な表情を生み出せる点が、ジョリパットが選ばれる最大の理由でしょう。

 

また、ジョリパットは透湿性に優れており、壁の内側から発生する水蒸気を外に逃がしやすい構造になっています。

これにより、壁内部に湿気がこもりにくく、建物の構造体を守る効果も期待できます。

さらに、防カビ・防藻性を持つ製品も多く、外壁の美観を保ちやすいという点も評価されています。

 

一方で、ジョリパットの凹凸のある表面には、ほこりや汚れが溜まりやすいというデメリットもあります。

表面の細かなでこぼこに苔や藻が発生しやすく、定期的なメンテナンスを怠ると外観が急速に劣化することがあります。

適切な塗装やコーティングでその弱点を補うことが、長く美しい外壁を維持するための鍵となります。

 

ジョリパット外壁が劣化するサインとは

ジョリパット外壁が劣化するサインとは

ジョリパットの外壁は、施工後の年数が経つにつれてさまざまな劣化症状が現れてきます。

以下のような状態が見られたら、塗装のタイミングが近づいているサインです。

 

色あせ・チョーキング

外壁の色が褪せてきたり、手で触れると白い粉(チョーキング)が付着したりするようになったら、塗膜の劣化が始まっています。チョーキングは塗料の樹脂が紫外線によって分解されている証拠であり、防水性の低下を意味します。

 

クラック(ひび割れ)

経年劣化や地震・温度変化の繰り返しによって、外壁表面にひび割れが生じることがあります。

細かなひびでも雨水が浸入するリスクがあるため、早めの対処が必要です。

特にジョリパットのような凹凸のある仕上げ材は、クラックが視認しにくいケースもあるため、専門家による点検を依頼しましょう。

 

苔・藻・カビの発生

ジョリパットの凹凸面は水分が溜まりやすく、北側や日当たりの悪い面では苔や藻、カビが繁殖しやすい環境です。

緑色や黒ずみが広がっている場合は、放置せず早めに対応することが外壁の寿命を延ばすことにつながります。

 

浮き・剥がれ

塗膜が浮いて見えたり、一部が剥がれかけていたりする状態は、下地との密着力が失われているサインです。

この状態を放置すると剥がれが広範囲に拡大し、下地そのものにまでダメージが及ぶ可能性があります。

 

目地(コーキング)の劣化

外壁のつなぎ目に使われているコーキング材は、ジョリパットの外壁塗装とセットでメンテナンスをするのが一般的です。

硬化してひびが入ったり、縮んで隙間ができたりしていれば、雨漏りの原因になることがあります。

 

ジョリパット外壁塗装の費用相場

ジョリパット外壁塗装の費用相場ジョリパットの外壁塗装にかかる費用は、住宅の規模・現状の劣化具合・使用する塗料の種類によって大きく異なります。

以下に一般的な費用の目安を紹介します。

 

工事全体の費用目安

足場代・下地処理・コーキング打ち替え・塗装工事を含めた工事全体の費用は、30〜40坪程度の一般的な住宅で70万〜120万円前後が目安です。

劣化が激しい場合や、デザイン性の高い仕上げを希望する場合はさらに費用がかかることがあります。

足場代は面積に関係なく一定程度かかるため、外壁塗装と同時に屋根塗装や雨樋の補修なども行うと、総合的なコストパフォーマンスが高まります。

 

塗装面積と単価

一般的な木造2階建て住宅(延床面積30坪前後)の外壁塗装面積は、おおよそ100〜150㎡程度です。

塗装の単価は使用する塗料のグレードによって変わります。

 

塗料の種類 単価の目安(㎡あたり) 耐用年数の目安
ウレタン系塗料  約1,500〜2,000円 約 8〜10年
シリコン系塗料 約2,000〜3,000円 約 10〜15年
フッ素系塗料 約3,000〜4,500円 約 15〜20年
無機系塗料 約4,000〜5,500円 約 20〜25年

 

ジョリパットの外壁は、表面の凹凸が大きいため、フラットな外壁と比べて塗料の使用量が増える傾向にあります。

そのため、単純に平方メートル数で計算するよりも実際の費用が高くなるケースも少なくありません。

 

ジョリパット外壁塗装の流れ

ジョリパット外壁塗装の流れ

ジョリパットの外壁塗装は、いくつかの工程を経て丁寧に仕上げられます。

一般的な工期は約2週間前後ですが、建物の規模や天候によって前後します。

 

1. 足場の設置(1〜2日)

安全に作業を行うために、まず建物の周囲に足場を組み立てます。

この際、近隣への配慮として養生メッシュシートも取り付けます。

 

2. 高圧洗浄(1日)

外壁の表面に付着したほこり・苔・旧塗膜の汚れを、高圧洗浄機で徹底的に洗い流します。

下地が汚れたまま塗装すると密着不良の原因になるため、この工程を丁寧に行うことが仕上がりの品質に直結します。

 

3.養生(半日~1日)

窓・サッシ・玄関ドアなど、塗料が付いてはいけない箇所をビニールやテープで丁寧に覆います。

 

4. 下地処理・コーキング補修(1〜3日)

クラック(ひび割れ)の補修や、目地コーキングの打ち替えを行います。

また、細かな凹凸部分の劣化状況を確認し、必要に応じて補修材で整えます。

下地処理の精度が、塗装の耐久性に大きく影響します。

 

5.下塗り(1~2日)

下塗り材(プライマーやシーラーなど)を塗布します。

下塗りは上塗り塗料の密着性を高める工程であり、ジョリパットのような吸い込みの大きい外壁材には特に丁寧な塗布が求められます。

 

6.中塗り・上塗り(2〜4日)

選定した塗料を2回に分けて塗布します。

一度塗っただけでは均一な膜厚が得られないため、乾燥時間を十分に確保しながら2回塗りを行うことが基本です。

ジョリパットの凹凸面に塗料をしっかり入り込ませるためのローラー選びや塗り方にも職人の技術が必要です。

 

7.検査・足場解体(1〜2日)

仕上がりの確認と手直しを行った後、足場を解体して工事完了となります。

 

まとめ:ジョリパット外壁は専門業者に任せて長く美しく保つ!

ジョリパットの外壁は、その豊かなデザイン性と質感が魅力ですが、凹凸のある表面ゆえに汚れや苔が付きやすく、適切なメンテナンスが不可欠です。

色あせ・チョーキング・クラック・苔の発生など、劣化のサインを見逃さずに早めに対処をしましょう。

 

また、塗装工事ではジョリパットの特性に合った透湿性・弾性のある塗料を選び、下地処理から仕上げまで丁寧に施工してくれる業者選びが必要です。

当社、町田塗装店ではジョリパット外壁はもちろん、多くのお住まいの施工実績がございます。

現場調査やお見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください!

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  • 一級塗装技能士
  • 二級塗装技能士
  • 外装劣化診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 労働安全衛生法による技能
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数
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