屋根塗装の見積もりで見るべき5項目|「一式」表記と下塗り回数のチェック方法

投稿日:2026年10月15日  更新日:2026年10月3日

屋根塗装の見積書を受け取ったものの、「合計金額は妥当なのか」「この見積もりの記載に問題はないのか」と判断できずに止まってしまう方は少なくありません。

屋根は普段目にしにくい場所なので、工事内容を自分の目で確かめるのが難しく、見積書の記載が判断材料のほぼすべてになります。

 

この記事では、見積書で見るべき5項目を、特に見落としやすい「一式」表記と下塗り回数に重点を置いて解説します。

これから屋根塗装を予定されている方は、ぜひ参考になさってください。

 

項目1:塗装面積と単価|㎡数の根拠を確認する

屋根塗装の見積もりで見るべき5項目「一式」表記と下塗り回数のチェック方法 (3)

 

屋根塗装の費用は、基本的に「塗装面積×単価」で決まります。

見積書にまず確認したいのは、塗装面積の数字です。

 

面積が記載されているか

「屋根塗装工事 一式 ○○万円」とだけ書かれていると、どれだけの面積をいくらで塗るのか分かりません。

本来は「屋根塗装 85㎡×2,800円=○○円」のように、面積と単価が分かれて記載されているのが自然です。

 

面積の数字が実態に近いか

屋根は傾斜があるため、建物の床面積(坪数)より広くなります。

例えば、30坪前後の2階建てでも屋根面積は60〜90㎡程度になるケースが多く、勾配や形状で変わります。

極端に小さい面積で記載して単価を安く見せ、後から追加請求する手口もあるため、次の方法で確認してください。

  • ・複数社の面積を比べ、大きく食い違っていないか確認する
  • ・面積の算出方法(図面から計算したのか、実測したのか)を質問する
  • ・屋根の形状(切妻、寄棟など)と面積が矛盾していないか見る

 

単価の目安が相場通りか

塗料の種類によって異なりますが、屋根塗装の単価は1㎡あたり2,000〜5,000円程度が一般的な目安です(下地処理や足場は別。地域や時期で変動します)。

この範囲から大きく外れる場合は、理由を聞いてみましょう。

 

項目2:下塗り・中塗り・上塗りの回数

屋根塗装は、基本的に下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りで仕上げます。

なお、中塗りと上塗りには同じ塗料を使うため、見積書では「下塗り1回、上塗り2回」と書かれる場合もあります。どちらも合計3回塗りです。

 

回数と工程の記載をチェックする

塗装回数について、見積書に次のような書き方がされていないかご確認ください。

  • ・「塗装 一式」とだけあり、回数の記載がない
  • ・「下塗り」の項目がそもそも存在しない
  • ・「2回塗り」と書かれている(中塗りが省かれている可能性がある)

塗装は塗料メーカーが定める塗布量と塗り回数を守ってこそ、カタログ通りの耐久性が出ます。

回数を減らすと工期と材料費は減りますが、数年で色あせや剥がれが起きやすくなります。

 

下塗り材の種類も確認する

下塗り材は、スレート屋根なら浸透性のシーラーやプライマー、金属屋根ならサビ止め塗料といった具合で、屋根材と状態に合ったものを選ぶ必要があります。

見積書に「下塗り材:○○(商品名)」と書かれているか確認しましょう。

「下塗り 1回」だけで材料名がない場合は、何を使うのか質問してください。

 

項目3:塗料の商品名とグレード

屋根塗装の見積もりで見るべき5項目「一式」表記と下塗り回数のチェック方法 (2)

中塗り・上塗りの塗料は何を使うか、しっかりと確認しておきましょう。

 

商品名・メーカー名まで書かれているか

同じシリコン塗料でも、メーカーや商品によって耐久年数、価格、機能が違います。

見積書には次の情報が載っているのが望ましいです。

  • ・メーカー名
  • ・商品名
  • ・塗料の種類(ウレタン、シリコン、フッ素、無機など)
  • ・色番号

商品名が分かれば、メーカーの公式サイトでスペックを調べられ、他社との比較もできます。

 

塗料の耐用年数の目安

塗料の種類による、一般的な期待耐用年数は以下の通りです。

塗料の種類 耐用年数の目安
ウレタン 6〜10年
シリコン 10〜15年
フッ素 15〜20年
無機 15〜25年

屋根は紫外線や雨、積雪の影響を外壁より強く受けます。

できるだけ長持ちしてほしい場合は、グレードの高い塗料を使ってほしいことを伝えましょう。

 

項目4:下地処理・付帯工事の内訳と「一式」表記

養生や小さな部材の費用などをまとめて「一式」と書くこと自体は、実務上よくあります。

問題になるのは、金額が大きい項目や、品質に直結する項目まで「一式」で済まされている場合です。

 

「一式」で確認したい項目

次の項目は、単独で記載されているかを確認してください。

  • 高圧洗浄:コケや汚れを落とす作業。塗料の密着に直結する
  • ケレン(サビ落とし・旧塗膜の除去):金属屋根では特に必要
  • 下地補修:ひび割れ、欠け、釘の浮きの補修、シーリング
  • 縁切り(タスペーサー設置など):スレート屋根で、重なり部分の塗料詰まりを防ぎ、雨水の逃げ道を確保する作業

これらを省かれると屋根塗装をしても耐久性の回復は見込めず、塗装の早期剥離にもつながるため、記載されているかをしっかりと確認しましょう。

 

「一式」を見つけたら内訳を聞く

「一式」と書かれた行があれば、遠慮せずに「この一式には何が含まれていますか」「内訳を項目ごとに分けた見積書をいただけますか」と、質問をしてみましょう。

優良業者であれば、納得のいく回答をくれるはずです。

内訳の提示を渋る、あるいは説明が曖昧な業者は契約しない方が無難でしょう。

 

項目5:足場・諸経費・保証の内容

屋根塗装の見積もりで見るべき5項目「一式」表記と下塗り回数のチェック方法

最後に、塗装の工程以外の費用と条件を確認しましょう。

 

足場代

足場代は1㎡あたり600〜1,000円程度が目安で、一般的な戸建てでは20〜25万円前後になることが多い項目です。

通常は屋根塗装だけでも足場で、外壁塗装と同時に行えば、足場代を1回分にまとめられます。

見積書では、足場の面積(㎡)と単価が分かれているか、飛散防止ネットの費用が含まれているかをご確認ください。

諸経費・管理費

「諸経費」「現場管理費」が総額の10%を超えるなど高めの場合は、内容を確認しましょう。

何に使われる費用なのか質問してみてください。

 

値引きの書き方

「特別値引き ▲○○万円」が大きい見積書は、もともとの金額を高めに設定している場合があります。

値引き後の総額で他社と比べるのではなく、項目ごとの金額を比べると適正価格が見えてきます。

 

まとめ

見積書は、業者が工事をどう進めるつもりかを示す書類です。

項目が具体的で、質問に明確に答えてくれる業者ほど、工事の質も高い傾向にあります。

まずは手元の見積書にチェックリストを当てはめ、気になる箇所を業者に質問することから始めてみてください。

質問をしても明確な回答がかえってこない、不安が残るという場合は別の業者にも見積もりを取ることをおすすめします。

 

当社、町田塗装店では現場調査やお見積もりを無料で行っています。

相見積もりも大歓迎ですので、お気軽にご相談ください。

お問合せはコチラ

 

町田市の外壁塗装、屋根塗装なら【町田塗装店】

−N−


町田市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店

町田塗装店(有限会社オータペン)

https://otapen.jp/
住所:神奈川県横浜市都筑区大棚町604

お問い合わせ窓口:050-7586-3501
(8:00-18:00 土日祝も営業中)

対応エリア:町田市、他

★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!

施工実績  https://otapen.jp/case/
お客様の声 https://otapen.jp/voice/

★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?

➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!

外壁屋根無料診断 https://otapen.jp/inspection/

★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの?  どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?

➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://otapen.jp/contact/


スタッフ教育、職人育成にも
力を入れています!

職人教育にも力を入れています!

保有資格一覧

  • 一級塗装技能士
  • 二級塗装技能士
  • 外装劣化診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 労働安全衛生法による技能
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数
取扱いメーカー
取扱いメーカー