知っておきたいお住まいの各部位の名前
投稿日:2023年6月29日
お住まいのメンテナンスを業者に依頼する際、コミュニケーションもスムーズにできません。
「屋根のあの裏の部分」「高いところにある板」・・・と、名前がわからなければ違う部分として伝わってしまい「ここはメンテナンスしてほしいわけではなかった」と、トラブルに発展することもあるでしょう。
当社は屋根修理、外壁修理の専門店ですから、お住まいの部分の名前がわからない状態でお問い合わせいただいても全く問題ありません。
しかし、「自分でもわかっておきたい」とお客様から伺うこともあります。
何かと難しく、数も多い建築用語ですが、この記事ではこれだけ知っておけば役に立つというものを厳選してご紹介します。
屋根の周辺部分
破風板(はふいた)
切り妻屋根の側面に取り付けられている板のことをいいます。
屋根の妻側の側面を「破風(はふ)」と呼ばれることから、この名前がつきました。
屋根の形状によっては切り妻破風、入母屋破風、唐破風と呼び分けられることもあります。
ケラバ
切り妻屋根や片流れ屋根の外壁から出っ張っている屋根部分の内、雨樋がついていない屋根の端をいいます。
ケラバは部材の名前ではなく、場所を示す言葉で妻側の端部分です。
画像でいうと白い部分とその上方です。
基本的に屋根材と破風板、水切り金具などで覆われています。
鼻隠し(はなかくし)
軒先に取り付けられた横板のことをいいます。
垂木と呼ばれる屋根の枠組みの縦軸先端部分の切り口を覆い隠すために取り付けられている板です。
この垂木の先端部分を建築用語で鼻と呼ぶため、この名前がつきました。
鼻隠しの他、鼻隠板、鼻搦め、風返しとも呼ばれています。
破風板と混同しやすいですが、雨樋取り付けられている板が鼻隠し、そうでない方が破風板と覚えるとよいでしょう。
屋根の上部分
大棟(おおむね)
屋根にいくつかある棟の中で最も頂上にある、屋根の面と面が交差する部分です。
切妻、寄せ棟、入母屋などの屋根の最上部にある水平な棟のことです。
屋根のほぼ中心にある部分で、雨水の侵入を防ぐため、棟板金や棟瓦などが取り付けられています。
隅棟(すみむね)/下り棟(くだりむね)
寄棟屋根や入母屋屋根で、屋根の勾配部分が出会う四隅にできる山型の部分をいいます。
屋根の高い所から見ると下っているため、下り棟とも呼ばれています。
雨樋の名称
雨樋
屋根に降った雨水を集め、地面や下水へ排水させるための設備です。
取り付けられている部位によって様々な呼び名がついています。
屋根の軒先や玄関の上などの大きな庇に取り付けられています。
軒樋(のきどい)/横樋(よこどい)
屋根の軒先に取り付けられている横長の雨樋です。
屋根の上に降った雨水を集水器へ集めます。
特定の方向に勾配が付けられており、その方向に雨水を流すようになっています。
竪樋(たてどい)/縦樋(たてどい)
垂直方向に取り付けられた雨樋です。
雨水を地上や下水へと導きます。
集水器 (しゅうすいき)/上合(じょうごう)
軒樋と竪樋の交差する部分に取り付けられている箱状のものです。
軒樋から流れてきた雨水を集めて竪樋へと流し込みます。
画像では囲みの部分です。
這樋(はいどい)
屋根の上を這うように取り付けられている雨樋です。
2階の竪樋から流れてきた雨水を1階の雨樋へ導く役割を持っており、1階の屋根に設置されることが多いです。
窓や外壁部分
幕板(まくいた)/帯板(おびいた)
1階と2階の境界を分けるように外壁に取り付けられている横長の板です。
横だけでなく縦に取り付けられていることもあります。
外壁に設置されるているので接合部を隠して防水性を高めたり、外観のデザイン性を高める目的で設置されています。
ベースカラーとアソートカラーを仕切るアクセントとして使われることも多いです。
雨戸(あまど)
大きめの窓の外側に設けられた戸で引き戸、シャッター、折り戸など、様々なタイプがあります。
強い雨風や防犯の為に設置されることが多いです。
戸袋(とぶくろ)
引き戸の雨戸を開けた際に収納する箱状のものです。
雨戸があるのに戸袋がなく、レールの上にそのまま収納する仕組みのものもあります。
庇(ひさし)/霧よけ(きりよけ)
玄関や窓などの開口部の上に設けられた小さな屋根です。
霧や雨などが室内への浸入を防ぐ役割をしています。
最近では取り付けられていないお家も多くなってきています。
屋根や外壁以外もメンテナンスをしましょう!
お住まいは、このように沢山のパーツによって造られています。
どれも屋根や外壁と同じように、毎日紫外線や風雨を受けて、徐々に劣化が進行しています。
塗膜で守られているものばかりですから、定期的に耐候性の高い塗料で塗り変えてあげることが必要です。
塗り替えを長期間せずに放置し続けると、塗膜が剥がれたり、錆びが発生してしまいます。
最悪の場合、部材が役割を担えなくなり、雨漏りを起こしたり害虫・害獣がお住まいの内部に侵入することも。
そうならないよう、屋根や外壁のメンテナンスの際には、その他のパーツも塗装や交換をしましょう。
「見積もりの「付帯部」ってどこの事?塗装した方がいい?」は、こちらのページです。
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