東京都町田市Y様邸②雨漏りを防ぐ!コーキング打ち替え工事の全工程
投稿日:2026年8月14日
引き続き、東京都町田市のY様邸より屋根塗装・外壁塗装の様子をお届けします!
前回の現場レポートはこちら→東京都町田市Y様邸①屋根塗装の下塗り・中塗り・上塗りの流れを写真付きで紹介
今回は外壁のコーキング工事についてお伝えします。
コーキング(シーリング)は外壁のパネルとパネルの継ぎ目や、窓まわりなどに使われている樹脂状の材料で、雨水の浸入を防ぐ役割を持っています。
塗装工事とセットで行われることが多い工程ですが、実際にどのような手順で進むのか、写真とあわせてご紹介していきます。
施工前のコーキングの状態
Y様邸の外壁パネルの継ぎ目に打たれたコーキングは施工前、亀裂が入っていました。
コーキングは紫外線や雨風の影響を受け続ける部分のため、年数が経つと弾力性が失われ、亀裂や肉やせ(痩せ細り)が起こりやすくなります。
この状態を放置すると、継ぎ目から雨水が浸入し、外壁材の内側や建物の構造部分にまで影響が及ぶ可能性があります。
なお、コーキング工事は足場を組む外壁塗装のタイミングであわせて補修するケースがほとんどです。
「今回はコーキング工事だけして、外壁塗装は今度」と別々に施工をすると足場代が2回分かかるため、同時施工が一般的になっています。
養生作業
既存のコーキングをカッターで切り込みを入れて撤去した後、施工箇所の両サイドにマスキングテープを貼る養生作業を行いました。
この作業には2つの目的があります。
ひとつは、コーキング材が周囲の外壁面にはみ出して汚れてしまうのを防ぐこと。
もうひとつは、コーキングの仕上がり幅を均一にそろえ、見た目をきれいに整えることです。
テープの貼り付け位置がずれると仕上がりのラインも乱れてしまうため、継ぎ目に沿ってまっすぐ、かつ一定の幅になるよう位置を確認しながら進めていきます。
パネルの継ぎ目に沿って紫色のマスキングテープを貼り、その内側だけにコーキング材が入るようにしています。
プライマー塗布
清掃をした継ぎ目に、コーキング材の密着性を高めるためのプライマー(下塗り材)をハケで塗っていきます。
プライマーの塗布がされているかどうかで、新しいコーキングの耐久性が大きく変わってきます。
もし塗布していなかったら、すぐにコーキングは剥がれてしまうでしょう。
この後に充填するコーキング材と相性の良いプライマーを塗布しているので、剥がれにくく長持ちしてくれます。
コーキング材の充填
プライマーが乾いたことを確認したら、コーキングガンを使ってコーキング材を継ぎ目に充填していきました。
今回は外壁に合わせてブラックのコーキング材を使用しました。
マスキングテープの内側に沿ってまっすぐ充填されている様子が写真からもお分かりいただけると思います。
充填後はヘラを使ってコーキングをならし、表面を平滑に仕上げました。
この「ならし」の作業によって、コーキング内部の気泡を押し出し、表面のツヤや密着度を高めることができます。
最後にマスキングテープを剥がしたらコーキング打ち替え工事は完了です。
なお、コーキング工事には、既存のコーキングを撤去してから新しく打ち直す「打ち替え工法」とは別に、既存のコーキングの上から新しいコーキングを重ねる「打ち増し工法」の2種類があります。
今回のY様邸では、既存コーキングのひび割れや硬化が進んでいたことから、打ち替え工法を採用しました。
打ち増し工法は費用や工期を抑えられる一方、既存コーキングの劣化状態によっては十分な効果が得られない場合があります。
長期的な防水性能を考えると、劣化が進んでいる現場では打ち替え工法の方が適していると判断しています。
しかし、コーキングを撤去することで下地を傷めてしまい、施工不良を起こす場合があります。
そのため、基本的には打ち替えですが、状態を見て打ち増しを選択することもあります。
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